“同期昇格対決”を制し、J2残留へ前進! 吉田監督「困難であればあるほど秋田は強い」
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2021年11月03日 17:08 サッカーキング
明治安田生命J2リーグ第37節、SC相模原対ブラウブリッツ秋田の“同期昇格対決”は、アウェイの秋田に軍配。2試合ぶりの白星で勝ち点を46まで伸ばし、J2残留へ大きく前進した。
秋田は得意のロングボールやハイプレス、球際の強さを全面に押し出し、相模原陣内でのプレーを続ける。「最近は前半での失点が多かった。失点して苦しい展開が多かったので、円陣の時に『まずは前半ゼロで抑えていい流れを作ろう』と話していた」と武颯。秋田を率いる吉田謙監督も「1分1秒ワンプレー、隙なく声をかけあった証拠」と称賛した。
前半をスコアレスで折り返し62分、江口直生のパスを受けた途中出場の輪笠祐士がクロスを上げる。「エリア内でごちゃごちゃとなるのは予想していたので準備はしていた」とこぼれ球を武が蹴り込んだ。試合終盤は相模原がパワープレーを繰り出すも“秋田一体”で最後までゴールを許さなかった。
勝負の3連戦、これで秋田は2試合で勝ち点4を積み上げた。吉田監督は「チームが勝つために、最後まで走り抜く姿が素晴らしかった。今日出た選手、ベンチの選手、秋田に残っている選手、チームスタッフ。全員で掴んだ勝ち点3」とコメント。次戦はホームに栃木SCを迎える。再び中3日での連戦となるが「困難であればあるほど秋田は強い。忍耐強い場面を繰り返すことでピンチに強いチームになる。秋田はこれからさらに強くなる」と“吉田節”で締め括ってくれた。
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