ニューカッスル関心のエメリ監督が”残留”宣言「ビジャレアルは私の家」

ニューカッスルからの関心が伝えられているビジャレアルのウナイ・エメリ監督が、“残留”を宣言している。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　ニューカッスルは先日、サウジアラビアの政府系ファンド『パブリック・インヴェストメント・ファンド（PIF）』が主導し、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツ＆メディアからなるグループによって買収が成立し、新体制となった。

　同クラブは10月20日、スティーヴ・ブルース前監督と合意の上で契約解除に至ったと発表し、アシスタントコーチを務めていたグラハム・ジョーンズ氏が暫定監督として指揮を執ることを伝えた。しかし10月30日に行われたプレミアリーグ第10節チェルシー戦でも敗れここまで勝利のない状態が続いている。

　ウナイ・エメリ監督がリストの最上位にいると報じられ、インターナショナルマッチウィーク中には発表するべく動いているといわれていたが、エメリ監督はチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第4節でヤングボーイズを下した後、「ニューカッスルから関心がある。それだけだ」と報道を否定していた。

　試合から一夜明け、エメリ監督はクラブ公式SNSで「昨日、他国でノイズがあったが、クラブには透明性があり、（会長の）ロイグ・ファミリーへの忠誠を誓っている。そしてこれが重要なことだ。ビジャレアルは私の家であり、100パーセントコミットしている」と改めて退団を否定した。

　続けて「正直に言うと、偉大なクラブからの興味を関心には感謝しているが、それ以上にここにいられることに感謝している。私はフェルナンド・ロイグ会長とコミュニケーションをとっているし、このプロジェクトの一部として継続したいという決断を伝えた。クラブや選手たちから受けたコミットメントとリスペクトに対して報いたい」とコメントし、「これまで与えてくれたサポートと愛に感謝する。だが今は日曜日に重要な試合（ヘタフェ戦）を控えている。そこでまた勝利の歴史を築き上げよう。エスタディオ・セラミカ（ビジャレアルの本拠地）でまた会おう」と残留を宣言した。

Endavant 🟡🟡!! pic.twitter.com/VLGarttstl— Unai Emery Echegoyen (@UnaiEmery_) November 3, 2021