インテル、3得点快勝で2位浮上…シェリフは一矢報いるも時すでに遅し

チャンピオンズリーグ（CL）・グループD第4節が3日に行われ、シェリフ（モルドバ）とインテル（イタリア）が対戦した。

　インテルは40分、ゴール前でボールを保持する時間帯でラウタロ・マルティネスがコースを狙ったミドルシュート。しかしボールはゴールポストを叩き先制ゴールとはならなかった。

　前半を無失点で抑えたシェリフだが、54分にインテルに先制点を献上する。エリア内の混戦からアルトゥーロ・ビダルがマルセロ・ブロゾヴィッチに落とすとそのままミドルシュートを突き刺しゴールネットを揺らした。

　さらに続く66分、コーナーキックのチャンスからステファン・デ・フライのヘディングシュートがセーブされるが、そのこぼれ球をミラン・シュクリニアルが決めて2点差に広げた。

　攻撃の手を緩めないインテルは82分、ブロゾヴィッチのパスを直前に投入されたばかりのアレクシス・サンチェスが受けると、GKを交わしてシュートを決め今季初ゴールを挙げた。

　シェリフは90＋1分、フリーキックのチャンスからアダマ・トラオレが頭で合わせて1点を返し一矢報いる。しかし時すでに遅く、試合はそのまま終了。シェリフは前半こそ無失点で凌いだものの、後半に失点を重ねて3位に後退。一方のインテルはアレクシス・サンチェスの初ゴール初め3ゴールを挙げ、2位に浮上し決勝トーナメント進出の望みをつないだ。

【スコア】
シェリフ　1−3　インテル

【得点者】
0−1　54分　マルセロ・ブロゾヴィッチ（インテル）
0−2　66分　ミラン・シュクリニアル（インテル）
0−3　82分　アレクシス・サンチェス（インテル）
1−3　90＋1分　アダマ・トラオレ（シェリフ）