両者合計3人退場の乱戦も…初陣飾ったコンテ監督「勝つために苦しむことを学ぶのが重要」

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2021年11月05日 11:26  サッカーキング

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トッテナム初采配を勝利で飾ったコンテ監督 [写真]=Getty Images
2日付けでトッテナムの新監督に就任したアントニオ・コンテ監督が4日、公式サイトを通じてコメントを残した。

 同日、トッテナムはヨーロッパ・カンファレンス・リーグ(ECL)のグループG第4節でフィテッセと対戦。試合は韓国代表FWソン・フンミンやブラジル代表MFルーカス・モウラのゴールなどで28分までにトッテナムが3点をリード。そこからフィテッセに11分間で2点を返され、さらにアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが59分に2枚目のイエローカードを受けて退場となるも、81分と85分にDFダニーロ・ドーキ、GKマルクス・シューベルトが相次いで退場となったこともあり、3−2で逃げ切りに成功している。

 試合終了後、コンテ監督がインタビューに応じ、初陣を振り返った。

「3点をリードし、試合を支配して出来ていた。だが、その後の10分で2失点という信じられないことが起き、フィテッセに希望を与えてしまった」

「(ロメロ退場後)後半の30分以上を10人で戦うのは考えられない話だが、正直なところ勝つために苦しむことを学ぶのが重要であり、選手たちが苦しんでくれたことを嬉しく思う」

「今夜、我々は試合を終わらせることの重要性を理解した。勝つべき試合で勝ったし、たった1日でエヴァートンとの試合に備えなければならない。仕事や、選手と一緒に過ごして考え方を植え付けるための時間が必要だ」

「チャンスを作って、ゴールを決め、わずか2日間しか準備期間が無かった状況で嬉しく思う」

 トッテナムでの大事な初戦を勝利で飾ったコンテ監督。7日の第11節エヴァートン戦が、プレミアリーグ復帰後、初采配となる。
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