ウェストハムのデイヴィッド・モイーズ監督が、ヘンク戦を振り返りコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。
ウェストハムは4日、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節でヘンクと対戦。グループ3連勝を飾った同クラブは後半にオウンゴールで同点となり、2−2で試合を終え、連勝をストップした。
試合後モイーズ監督がインタビューに応じ、試合を振り返りコメント。「失望はしていない」と前向きな姿勢を見せ、監督キャリア1000試合目となったヘンク戦を総括した。
「我々にとってテストとなった。前半、我々はこれまでのようにうまく試合をスタートできず、へンクがそれをやった。もっとも、彼らもある意味前に出てこなければならないと考えていただろうし、私たちもそれは分かっていた。でも望んでいたほどはマッチできなかった。ハーフタイム前には、何度か得点のチャンスもあったけれど、ものにできなかったね」
「失望はしていない。ホームで勝ってアウェーで引き分けは上等だ。序盤に多くのチャンスを逃してしまったことが、よくなかったね。その後のパフォーマンスは非常に良かったと思う。あとは最後までやり遂げること、正しいパス、正しい判断が必要だが、我々はそれができなかった。後半は良いプレーをしていたが、それよりもダメだったのは、2−1でリードした後に3点目を取れなかったことかな」
ELとプレミアリーグの二足のわらじとなった今シーズンも好調を維持するウェストハム。10月3日のブレントフォード戦の敗北以降、公式戦5連勝を記録したチームのパフォーマンスを称賛している。
「ELはグループ突破が目標だと常々言ってきたが、今は勝ち抜けが自分次第となっている。クリスマス後も欧州の舞台に残れるかどうかは重要なことだ。でも勝ち点10を獲得して残ることができそうだと考えている。この1カ月間はとても良かった。チームもとても良いプレーをしていたしね。次は日曜日の試合(リヴァプール戦)の準備をするよ」