バルセロナは6日、クラブOBのシャビ氏を新指揮官に招へいしたことをクラブ公式サイトで発表した。なお、契約期間は2024年6月30日までとなっている。
バルセロナは昨年夏からロナルド・クーマン前監督のもと戦っていた。今季のラ・リーガは10試合を消化した時点で4勝3分3敗と振るわず、チャンピオンズリーグ(CL)では開幕2連敗。ラ・リーガ第11節ラージョ・バジェカーノ戦に敗れたことを受け、10月27日にクーマン前監督の解任を決断した。
その後はBチームのセルジ・バルフアン監督が暫定監督として指揮を執っていたバルセロナ。アル・サッドを率いていたシャビ監督に白羽の矢が立ち、黄金期を支えたレジェンドの復帰が決まった。
現在41歳のシャビ氏はバルセロナのカンテラ出身。1998年に18歳でトップチームデビューを果たすと、2015年までバルセロナでプレーし、公式戦通算769試合に出場して85得点184アシストを記録した。バルセロナでは8度の国内リーグ制覇や4度のCL優勝など数々のタイトルを獲得。2015年夏からはアル・サッドでプレーし、2019年夏に現役引退を発表した。そのまま同クラブの監督に就任して指導者キャリアをスタートさせると、今季は19勝3分無敗で優勝へと導いた。
【画像】“レジェンド”シャビ氏がバルセロナに帰還!
Xavi Hernández returns home 6 years after his goodbye from Camp Nou 💙❤️— FC Barcelona (@FCBarcelona) November 6, 2021