アル・サッドを率いていたシャビ氏が古巣バルセロナの新監督に就任することが6日に発表され、アル・サッドで共闘した元スペイン代表MFサンティ・カソルラが自身のインスタグラムで惜別のメッセージを綴った。
2020−21シーズンは、シャビ氏の下でカタール・スターズリーグ優勝を達成したカソルラ。シャビ氏がバルセロナの指揮官に就任するという発表を受け、カソルラは6日にインスタグラムを更新し、シャビ氏へ別れのメッセージを贈っている。
「パートナーであり、監督であり、そして何よりも友人であるあなたには、最高のものが与えられるでしょう」
「あなたの側で楽しむ機会を与えてくれたことに、いつも感謝しています。あなたとあなたの家族にとって、とても特別な瞬間であることも知っています」
現在36歳のカソルラは、地元のレアル・オビエド及びビジャレアルの下部組織出身。2003年にビジャレアルでトップチームデビューすると、途中でレクレアティーボでのプレーを挟みつつ、2011年まで同クラブに在籍した。同年夏にはマラガに移籍したものの、クラブが財政難に陥ったために1シーズンでアーセナルへと移籍した。だが、アーセナルでは度重なる負傷の影響もあり、2年近くも実戦から遠ざかった。2018年夏にビジャレアルへと復帰すると、2020年夏にはシャビ氏が監督を務めていたアル・サッドと契約した。
ビジャレアルやマラガでプレーしていた際には、ラ・リーガの舞台で度々現役時代のシャビ氏と対戦。また、スペイン代表ではチームメイトとなり、EURO 2008制覇をともに祝っている。
カソルラからの熱いメッセージを受けたシャビ氏は、自身が育ったクラブであるバルセロナでどのような歴史を創っていくのだろうか。
【画像】カソルラがバルサ指揮官就任のシャビ氏にメッセージ
この投稿をInstagramで見る Santi Cazorla(@santicazorla)がシェアした投稿