バルサ、3点差を追いつかれ4戦未勝利…セルタがアスパスの土壇場ゴールで劇的ドロー!

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2021年11月07日 02:18  サッカーキング

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セルタとバルセロナが対戦した [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第13節が6日に行われ、セルタとバルセロナが対戦した。

 セルタは試合前、昨シーズンに引退するまでセルタ一筋で過ごした元GKセルヒオ・アルバレス氏の引退セレモニーを実施。一方、バルセロナは心臓の問題で戦線離脱を余儀なくされたFWセルヒオ・アグエロへのメッセージが書かれたシャツを着てアップを行なった。

 セルジ・バルフアン暫定監督のラストゲームとなるバルセロナは、幸先よく5分に先制する。ジョルディ・アルバのスルーパスにアンス・ファティが抜け出し、ペナルティエリア左に侵入。ドリブルで仕掛けてから右足を振り抜くと、シュートは相手DFにも当たってゴールに吸い込まれた。

 バルセロナは18分、セルヒオ・ブスケツがミドルシュートをゴール右下に沈めてリードを広げる。34分にはアルバのクロスにメンフィス・デパイが頭で合わせ、リードを3点にする。

 すると44分、バルセロナにアクシデントが発生。ファティがスプリントの際に左ハムストリングを痛めてプレー続行不可能となり、ピッチを後にした。

 52分、セルタが1点を返す。流れるようなパス回しから敵陣に押し込み、ハビ・ガランが左から高速のクロスを供給。バルセロナの守備陣はクリアしきれず、ゴール前にこぼれたボールをイアゴ・アスパスが押し込んだ。

 セルタは69分、右からのクロスに反応したノリートがネットを揺らしたが、トラップの際にハンドがあったとしてゴールは認められない。それでも74分、敵陣でのボール奪取から速攻に転じ、フランコ・セルビのクロスにノリートが頭で合わせて正真正銘の2点目を獲得する。

 1点差とされたバルセロナは86分、フレンキー・デ・ヨングが中盤からペナルティエリア手前まで一気に運び、左足を振り抜く。しかし、シュートは惜しくもクロスバーに阻まれた。

 すると後半アディショナルタイム7分、セルタが土壇場で試合を振り出しに戻す。ペナルティエリア手前で左からの折り返しを受けたアスパスは、左足ダイレクトで合わせてボールをゴール右下隅へと運んだ。

 試合はこのまま終了し、セルタは2試合連続のドローで3戦未勝利、バルセロナはリーグ戦2試合連続のドローで4戦未勝利となった。

 次節は代表ウィーク明けに行われ、セルタは20日にホームでビジャレアルと、バルセロナは同日にホームでエスパニョールと対戦する。

【スコア】
セルタ 3−3 バルセロナ

【得点者】
0−1 5分 アンス・ファティ(バルセロナ)
0−2 18分 セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ) 
0−3 34分 メンフィス・デパイ(バルセロナ)
1−3 52分 イアゴ・アスパス(セルタ)
2−3 74分 ノリート(セルタ)
3−3 90+7分 イアゴ・アスパス(セルタ)
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