スペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)が、11日に行われるFIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループB第7節ギリシャ代表戦へ意気込み語った。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
スペイン代表はFIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループB第6節終了時点で、4勝1分1敗の2位。首位スウェーデン代表を勝ち点差「2」で追走する“ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)”は、11日に行われる第7節でギリシャ代表と敵地で対戦する。
ギリシャ代表戦に向けてガヤは「このチームは、ありとあらゆる逆境を乗り越えてきた。国民が僕たちに夢中になったのは、ピッチ上にすべてを託すチームを見たから」とコメント。続けて「ネーションズリーグで確認した。スペインなしのW杯は考えられない。なぜなら、このチームは人々を楽しませ、良いプレーをし、国民は“ラ・ロハ”に夢中になっているから」とチームのパフォーマンスに自信を示した。
その一方で、バレンシアの主将を務めるガヤは、バルセロナ移籍の噂が広まっていることについて「心から言うけど、僕は関わりたくないテーマだし、そのために代理人がいる。今は、代表チームのことと、バレンシアで良いシーズンを過ごすことに集中しているんだ」と告白。続けて「報道されている内容から関心があることは知っているけど、今のところ、誰も僕に言ってこない」と明かした。
また、バレンシアの下部組織出身のガヤは「僕はいつもバレンシアで幸せだった。もちろん、今の方が幸せ。キャプテンとしてピッチ上での役割があり、ファンから愛されていると感じている。とても幸せな気分」とクラブ愛を語った。