W杯出場決定のフランス…デシャン監督は「出場権獲得の喜びに感謝」

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2021年11月14日 10:58  サッカーキング

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フランスがW杯出場権を獲得。デシャン監督も喜びをあらわに [写真]=Getty Images
フランス代表のディディエ・デシャン監督が14日、公式サイトにてコメントを残した。

 13日、フランス代表は2022FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選でカザフスタン代表と対戦。試合は、FWキリアン・エンバぺ(パリ・サンジェルマン)の4ゴールもあり、フランスが8−0で圧勝。2位のフィンランドとの勝ち点差「4」をキープし、1試合を残して本大会出場を決めた。

 試合後、デシャン監督がインタビューに応じ、試合を振り返った。

 まず、エンバペが1958年のジュスト・フォンテーヌ以来となる1試合4ゴールを決めたことについては、「彼にとって非常に美しい夜だ。彼は多くのゴールを決める能力を持っている。完璧主義者で、違いを生み出す能力を持っている」と語っている。

 また、ワールドカップ出場権獲得について喜びのコメントも残した。

「出場権獲得の喜びに感謝しなければならない。選手たちはフィールドを周り、多くのサポーターとコミュニケーションを取ることで喜びを分かち合えて楽しかった。スタッフも同様に喜んでいるよ。今年は3つの目標があったが、その内の1つであり、ネーションズリーグ優勝後に達成することが出来た」

 さらに、ワールドカップとEURO(欧州選手権)のメジャーな国際大会に14回連続で出場することについて、「多くの誇りだ。私が関わったものでは、2014年、2018年、EURO2020に続いて4回目の予選であり(EURO2016は自国フランス開催のため予選免除)、それらに続いてカタールに行けることは素晴らしい。選手たちが成し遂げたことを誇りに思う。メンタル面と同様に、クオリティーもスキルもある」

 加えて、試合が行われた13日はパリとサン・ドニで同日多発テロが発生してからちょうど6年であったことにも言及している。

「我々はその時何が起こったのか忘れることが出来ない。愛する人を失った家族たちにとってはなおさらだろう。我々はこの記憶を語り継ぐ義務がある。(サポーターがフランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」をアカペラで歌ったことについて)素晴らしいものだった」

 世界王者としてカタールに乗り込むことが決定したフランス代表。連覇に向けた準備はこれから本格化しそうだ。

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