【ロッテ】河合オーナー代行兼社長が今季を総括

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2021年11月16日 18:31  ベースボールキング

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ロッテの河合克美オーナー代行兼任球団社長
ロッテの河合克美オーナー代行兼球団社長が16日、今季の総括を行った。

 河合オーナー代行兼球団社長は「クライマックスシリーズが終わったところで、選手に言ったのは、選手の戦いぶりは見事だった。昨年も同じようにクライマックスにいけたわけですけど、その前のレギュラーシーズンに関していうと、去年は2位といいながら2位、3位争いでのクライマックス。今年目指すのは優勝争い。2位、3位に残ってクライマックスに出るという考えは捨ててくれということで、実際にシーズンに入って選手たちは最後の最後141試合目でレギュラーシーズンを残念ながら2位になってしまったわけですけど、昨年の2位と今年の2位という意味では、一人一人のなかに残っている悔しさみたいなものというのは全く違うものだったんだろうなと。我々も含めてそういう風に思っています」と振り返った。

 今季のロッテはシーズン最終盤までオリックスとリーグ優勝を争ったが、67勝57敗19分の2位でシーズンを終えた。今季は開幕5連敗スタートも、前半戦は岩下大輝がチームトップの8勝をマークし、救援陣でも5年目の佐々木千隼が開幕直後ロングリリーフを務め、6月からは勝ちパターンに組み込まれる働きを見せ、野手陣も荻野貴司、マーティン、中村奨吾、レアードが打線を引っ張り、前半戦を終えた時点でリーグトップの384得点を挙げた。

 後半戦に入り、打線の状態が下降したことに加え、マーティンが右足の骨折で離脱した時期もあった。9月以降は得点力が落ちたなかで、投手陣がカバー。先発では小島和哉、佐々木朗希が安定した投球を見せ、救援陣もシーズン途中にトレードで加入した7回・国吉佑樹、8回・佐々木千隼、9回・益田直也の勝利の方程式を確立した。

 9月としては球団51年ぶりにリーグ首位に立ち、10月14日には2位ながら球団としては51年ぶりに優勝マジックが点灯。10月24日の日本ハム戦にサヨナラ勝ちし優勝マジックを「3」まで減らすも、翌25日のソフトバンク戦に大敗。この日が最終戦となっていたオリックスが勝利したため、ロッテは優勝するために残り3試合を3勝、もしくは2勝1分で終えなければいけない状況となった。最後は10月27日の楽天戦に敗れリーグ優勝とはならなかった。

 2年連続2位とチームは着実に力をつけてきており、リーグ優勝が手に届くところまできている。河合オーナー代行兼社長は会見の最後に「来年こそは優勝したい」という言葉を残し会見場を去っていった。

取材・文=岩下雄太

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  • 2位になれたのは藤原恭大の活躍あってこそ。何を見てんだ?岩下は�फ�á��ܤ���ѥ����á��ܤä����
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