チェルシーからクリスタル・パレスへローン移籍中のイングランド代表MFコナー・ギャラガーは、来シーズンチェルシーのスカッド入りを果たすようだ。16日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、2021年夏の移籍市場において、クリスタル・パレスに加えてニューカッスルやリーズなどが買取オプションの付帯したローン移籍を打診。しかしながら、チェルシーは断固として買取オプションを契約に含めることを拒否し、クリスタル・パレスが今シーズンの活躍を見てオプションを追加で付帯可能かを尋ねたとしても、チェルシー側は同様に拒否する可能性が極めて高いと伝えている。
また、チェルシーは2022−23シーズンからギャラガーを復帰させ、スカッドに組み込む予定であることも併せて報じている。
現在21歳のギャラガーは、チェルシーの下部組織出身。これまでチャールトン、スウォンジー、ウェストブロムウィッチ・アルビオン(WBA)へのローン移籍を経験している。15日に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会欧州予選のサンマリノ戦ではイングランド代表デビューを果たした。ここまでクリスタル・パレスではリーグ戦10試合に出場し、4ゴールを記録している。
現状、チェルシーの中盤にはイタリア代表MFジョルジーニョ、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、イングランド代表MFメイソン・マウントなど、実力者が多数属するが、ギャラガーもその中に割って入れるだろうか。