DeNA・楠本泰史が近藤&西川に弟子入り!代打の切り札からレギュラー獲りに意欲

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2021年11月18日 16:24  ベースボールキング

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契約更改後のDeNA・楠本泰史選手
◆ 68%アップ更改も「悔しい思いの方が多い」

 DeNAの楠本泰史選手(26)が18日、契約更改に臨み「68%アップ」の2100万円でサインした。

 今季は入団4年目にして自己最多の76試合に出場し、打率.254、2本塁打、18打点を記録。特に代打では「.295」と結果を残した。

 契約更改後、楠本は「周りの方々からは良くやったねと言われるが、キャンプもファームでスタートし、開幕後も2カ月はファームにいた。良くやれたことよりも悔しい思いのほうが大きい」と、今シーズンを振り返った。

 球団からは「チームとしては最下位だったので、自分のことだけでなくチームのことも考えて欲しい」と言われたことを明かし、「チームの雰囲気が変わるような行動をして、何か気づいたときにアクションが取れることを増やせるようなシーズンにしたい」と、5年目となる来季を見据えた。

 現在は、秋季トレーニングから合流している鈴木尚典コーチにアドバイスを求め、「先に自分の形を作って、相手のボールが来るのを少しでも長く待てるかを一番大切していた」と、バッティングの“間”に関する考えを聞けたことを喜び、「すごく参考になった」と、同じ左打者で首位打者のタイトルを2度獲得したレジェンドの教えに目を輝かせていた。

 また、自主トレは「左バッターでコンタクトに優れ、フォアボールも取れて勝負強い。自分の目指すところ」と語る日本ハム・近藤健介、広島・西川龍馬と共に徳之島で行うと明かし、さらなるブラッシュアップを目指す。「レギュラーの壁は高いのはわかっているが、プロ野球選手としてポジションを掴みに行く気持ちは持っていないといけない」と、代打の切り札からレギュラー獲りを狙っていく。


取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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