DeNA・石田健大が来季のリベンジを誓う「今まで以上の数字を出せるように」

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2021年11月19日 03:52  ベースボールキング

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ベースボールキング

契約更改後の会見に臨んだDeNA石田健大投手
◆ 定着できなかった勝利の方程式

 DeNAの石田健大が18日、契約更改に臨み、「24%ちょっと減」の推定6500万でサインした。

 今季は開幕から勝利の方程式の一角として期待されていたが、ホールドは「2」、防御率は「5.73」と苦しんだ。

 石田は契約更改の席で「(三原一晃)代表からも1年間一軍でやってもらわないと困る」と言われたことを明かし、「僕自身不甲斐ないシーズンになってしまった。チームにもファンにも迷惑かけないように、自分のできることを精一杯やらなきゃいけない」と気を引き締めた。

 不調に終わった今季は「野球人として経験したことのないような難しいシーズンだった。ボールが悪いとかではなく、バッターに向かっていく姿勢や強い気持ちが足りなかった。僕自身の弱さが全て」と反省しながらも、「経験できたことはプラス」とポジティブに捉えた。

 来季に向け、「今までと同じ事をしていたら過ちを繰り返す。走ることでも意図を持って投球に繋げられるトレーニングをしていきたい」と前を向き、「苦しい思いをしたので、その思いをぶつけていくのが一番。ちゃんとした状態で、必要とされるピッチングを1年通してやれたら」と、リベンジを誓った。

 今シーズンは後半戦から先発として調整したが、来季は「毎年言っていることですが、先発、中継ぎ、どちらでも投げられるのが強み。どこでも使いたいなと思わせるピッチングをしたい」と、ポジションにはこだわらない姿勢を強調。「どちらでやっても、今まで以上の数字を出せるように」と、キャリアハイを誓った左腕は、8年目のシーズンに完全復活を目指す。


取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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