「2013年の田中将大のように」 解説陣が挙げたオリのキーマンNo.1はやはり…

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2021年11月20日 06:52  ベースボールキング

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オリックスのエース・山本由伸 (C) Kyodo News
◆ 予告先発なしも初戦登板は確実

 11月20日(土)、いよいよ幕を開ける「SMBC日本シリーズ2021」。

 今年はともに前年最下位からの大逆襲を見せたオリックスとヤクルトが、“日本一”の栄冠をかけた戦いを繰り広げる。




 オリックスの注目選手は、何と言ってもエースの山本由伸だろう。

 今季は26試合の登板で18勝5敗、防御率は1.39という圧巻の成績を残し、最多勝・最高勝率・最多奪三振・最優秀防御率のリーグ四冠を達成。クライマックスシリーズでも、ファイナルステージの初戦で1−0の完封勝利を挙げるなど、その勢いは留まるところを知らない。

 19日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース 〜日本シリーズ前日SP〜』でも、8人の解説者がオリックスのキーマンとして山本由伸の名前を挙げている。



 4勝2敗でオリックスの勝利を予想する江本孟紀氏は、「山本がいるのは大きいですよ。あのピッチングはそう狂いそうもない」と、5月19日を最後に負け知らずのエースの安定感を評価。

 「間違って打たれるようなことがあれば、オリックスはダメだろうと」と、シリーズの行方を握る存在として真っ先に名前を挙げた。


 一方、ヤクルトの日本一を予想する解説者からも、当然のことながら山本を警戒する言葉が並ぶ。

 4勝2敗でヤクルトの勝利を予想した真中満氏も、「18勝5敗、防御率1点台ですからね…」と思わず苦笑い。「投げれば勝てると計算ができる投手なので、オリックスからすると本当に頼もしい存在」と、その存在の大きさを語る。


 4勝3敗でヤクルトの勝利を予想する谷繁元信氏も、「捕手も楽でしょうね。どの球種でも勝負ができるし、どの球種でもカウントが取れる投手」と、捕手目線から山本の強みを解説。

 つづけて、「山本は2試合に(先発で)投げると思う。楽天が日本一になった時のマー君のような使い方で、7戦目は待機」とし、2013年の日本シリーズで2先発+最終戦でリリーフ登板というフル回転の活躍を見せた楽天・田中将大のような起用法になるのでは…と予想する(※田中は第2戦と第6戦で先発し、第7戦でリリーフ)。


 日本シリーズの舞台で新たな“エース伝説”は生まれるのか…?オリックスの背番号18・山本由伸から、目が離せない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』




【動画】これがオリックスのエースだ!山本由伸『126球・無四球完封・10奪三振』

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