日本S第1戦はヤクルトが先制 粘る打線がオリックス先発・山本を追い詰める

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2021年11月20日 20:44  ベースボールキング

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ヤクルト・中村悠平
◆ 粘る燕打線!得点数&出塁率は12球団1位

 パ・リーグ王者・オリックスとセ・リーグ王者・ヤクルトによる「SMBC日本シリーズ2021」が20日に開幕。第1戦(京セラD大阪)はヤクルトが先制点を奪った。

 試合はオリックス先発・山本、ヤクルト先発・奥川による投手戦。打線は両軍とも好機は作るもののホームが遠い展開が続いた。

 均衡が破れたのは0−0で迎えた6回表、ヤクルトは3番・山田、5番・サンタナの四球などで一死一、二塁の好機を作り、6番・中村が先制適時打を中前へ運んだ。

 ヤクルト打線はチーム打率こそセ・リーグ3位の.254だが、山田、村上ら選球眼の良い打者が揃っており、チーム出塁率.333と同得点数625はともに12球団1位。5回までに山本に95球を投げさせ、6回に待望の先制点を奪った。

 先発の奥川はストライク先行の投球で6回まで無失点。2回は右翼・宮本がフェンスに激突しながら大飛球を好捕するなどバックも2年目右腕を盛り立てている。

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