江本氏、オリ・山本の失点に「疲れのボール」

【日本シリーズ第1戦】
○ オリックス 4x − 3 ヤクルト ●
＜11月20日　京セラD大阪＞

　20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第1戦　オリックス−ヤクルト』で解説を務めた江本孟紀氏が、オリックスのエース・山本由伸が6回に失点した場面について言及。

　山本は5回を投げ終えた時点で無失点に抑えていたが95球を投げていた。6回は先頭の山田哲人に四球を与えると、続く村上宗隆を見逃し三振に仕留めたが、サンタナをストレートの四球。

　この四球に江本氏は「疲れのボールですよね。力んだとかではなく、体全体に疲れが出ていますよ。疲れてくると、手投げになるんですよね。もう少し軸足にためて腕を振るというところから、手投げになって早くボールを離そうとしているんですよね」と指摘。

　山本は続く中村悠平にセンター前に適時打を浴びた。江本氏は「今のも力のないストレート。完全にシュート回転になっていて、疲れのボールですよ。打ちやすい球だったですよね」と振り返った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）