去就不透明のリュディガーにトゥヘル監督が言及「お互いハッピーエンドになることを願っている」

チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が去就不透明なドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの契約延長交渉について言及した。イギリスメディア『BTスポーツ』が伝えている。

　チェルシーは20日にプレミアリーグ第12節でレスターと対戦。リュディガーのゴールで先制に成功すると、エンゴロ・カンテ、クリスティアン・プリシッチが追加点を挙げ、3−0で完封した。

　これで首位をキープし盤石の強さを見せるチェルシー。トゥヘル監督は、難しいヘディングシュートを決めたリュディガーについて「トニは今回も非常に力強いパフォーマンスを見せてくれた。彼は最初の日からずば抜けていて、非常に高いレベルの中でもどんどん良くなっていっている」と称賛。続けて、難航していると報じられる契約延長交渉について次のようにコメントした。

「状況は状況だ。我々は彼の残留を望んでいてそれは明確にしてきたし、彼もわかっているだろう。だがこのような状況の時はある程度遅れるものさ。最近はそういったことがあるけれど、それが彼のメンタリティやクオリティ、そして行動に影響を与えることは絶対にないといえる」

「彼はいま完全にチェルシーにコミットしている。そしてクラブや観客から信頼、尊敬、そして愛を感じていると思う。彼は最も競争の激しいリーグで、勝利が求められるクラブで本当に重要な役割を与えられている。彼にとってもぴったりな場所だと思う。だから、今は少し我慢するし、我々がお互いハッピーエンドになることを願っているよ」