日本S第3戦はオリックスが先制 宗が右前適時打、田嶋はプロ初犠打を記録

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2021年11月23日 19:30  ベースボールキング

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オリックスの宗佑磨
◆ なおも一死満塁で吉田正&杉本は凡退、追加点ならず

 セ・リーグ王者・ヤクルトとパ・リーグ王者・オリックスによる「SMBC日本シリーズ2021」。1勝1敗で迎えた第3戦(東京ドーム)はオリックスが今シリーズ初めて先制点を奪った。

 オリックスは3回、先頭の7番・紅林が3戦連続安打となる中前打で出塁。続く伏見は送りバントの構えからバスターに切り替えると、遊撃前へ弾き返したゴロをヤクルト・西浦が飛球ミス。この間に一走・紅林は一気に三塁へ進んだ。

 無死一、三塁で9番・田嶋は一塁走者を二塁へ進める送りバント。レギュラーシーズンでは打席に立つ機会がない田嶋にとっては、これがプロ初犠打となった。1番・福田は四球でつなぎ満塁。そして2番・宗が右前適時打を放ち、オリックスがこのシリーズ初めて先制点を奪った。

 なおも一死満塁と好機は続いたが、3番・吉田正が空振り三振に倒れたあと、4番・杉本は一邪飛。頼みのクリーンアップが倒れ追加点は奪えなかった。

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