【コラム】 美容院がニガテな人に送るエール

6

2008年11月22日 10:53  よりミク

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

よりミク

 美容院は好きですか? 失恋、イメチェン、気分転換やオシャレのため――単に髪を整えてもらう以外にも、美容院へ行く理由はさまざま。頭皮を癒すシャンプー、気がおけない楽しいおしゃべりは、髪だけでなく、心や足取りまで軽くしてくれます。帰る道々はスキップや鼻歌まじり、なんていう美容院好きもいるかもしれませんね。  しかし一方で、「どうにも美容院がニガテ」という人も。予約の電話が億劫、オシャレな美容院へ行く勇気がない。切ろうと思い立ってからが長い、直前に怖じ気づいて予約をキャンセルしてしまった……美容院自体は苦手じゃなくとも、施術中にアレコレと気を遣いすぎて、終わる頃にはぐったりしてしまうのです。巨大掲示板2ちゃんねるには「美容院へ行く勇気をつけるスレ」まであるほど。美容院が好きな人・苦手な人の理由を周囲で調べてみました。 ■好きな人の理由 ・美容師と話すのが楽しい ・ちょっとはキレイになれたかな、と思える/自分が変身できるような気がする ・丁寧なシャンプーやマッサージで、心身がリフレッシュする ・安心して任せられる馴染みの美容師がいる ・担当してもらっている美容師がオシャレなので、行くだけで満足 ■苦手な人の理由 ・美容師との会話がつらい ・気をつかう&つかわれて疲れる ・自分の(嫌いな)顔を見続けるのが苦痛 ・オシャレな雰囲気がまぶしすぎる/美容院に行く服がない ・なりたい髪型の説明がうまくできない ・くせ毛・天然パーマのため、想像通りの仕上がりにならないことが多い ・俺の後ろに立つな  美容院好き・苦手派の理由は「会話・コミュニケーション」「雰囲気」「技術」の3つに分かれました。話すこと自体は嫌いでないのに、美容師の反応を気にしすぎる余り、会話に苦手意識を持ってしまっているパターンもあるようです。また、「今は好きだけど、気の合う美容師に出会うまでは苦手だった」というカミングアウトも。行きつけの美容院を持たず、理想の美容師を求めてさまよう「美容院ジプシー」という言葉もあるほど、美容師との相性って大事なんですね。    では、苦手な人はどうやって「美容院嫌い」を克服しているのでしょうか。実例として挙がったのは、話しかけられない雰囲気を作る/寝た振り/雑誌や本を読んでブロック……etc。中には「美容院に行かない(セルフカット/ひたすら伸ばす)」という強者や、「架空の職業・出身地を用意して出かけ、別人格を演じ切る」など、かなり面倒くさそうな工夫を凝らしている人も。ちなみに後者は「うっかりそこが気に入って通うことになると後が大変」とのこと。真似する場合はご注意を!    一方、美容師側は「美容院がニガテそう」なお客さんにどう対処しているのか、美容師歴10年の方に聞いてみると、「髪の話以外はしない」「話したそうな素振りが見えたら、話すきっかけを作る」の答えが。無駄な会話をせず、髪の話に徹することで、お客さんが安心してくれる効果もあるのだそうです。当然のことながら、接客する側にもいろいろ気遣いがあるんですよね……。  髪を切る、髪型を変える。それは何の変哲もない日常の、数少ない変身チャンス。勇気を振り絞って扉を開ければ、新しい自分に出会えるかもしれません。キレイと満足を求めて、美の旅へ出かけてみませんか?(キキ/mixiニューススタッフ)
その他のよりミク記事: ・【コラム】 国民食が融合!? カレーラーメンの魅力 ・【コラム】めくるめくファンタジー「妄想系」作家・モリミー ・【コラム】 焼酎の「リポビタンD」割り? 破天荒なミニコミ誌 【よりミクとは?】ちょっと気になるあの話題、巷でウワサのあの商品をニューススタッフが調査し、コラムにしてお届けします。「より道」感覚で、ニュースとはひと味違うコンテンツをお楽しみください。

前日のランキングへ

ニュース設定