美容院は好きですか? 失恋、イメチェン、気分転換やオシャレのため――単に髪を整えてもらう以外にも、美容院へ行く理由はさまざま。頭皮を癒すシャンプー、気がおけない楽しいおしゃべりは、髪だけでなく、心や足取りまで軽くしてくれます。帰る道々はスキップや鼻歌まじり、なんていう美容院好きもいるかもしれませんね。
しかし一方で、「どうにも美容院がニガテ」という人も。予約の電話が億劫、オシャレな美容院へ行く勇気がない。切ろうと思い立ってからが長い、直前に怖じ気づいて予約をキャンセルしてしまった……美容院自体は苦手じゃなくとも、施術中にアレコレと気を遣いすぎて、終わる頃にはぐったりしてしまうのです。巨大掲示板2ちゃんねるには「美容院へ行く勇気をつけるスレ」まであるほど。美容院が好きな人・苦手な人の理由を周囲で調べてみました。
■好きな人の理由
・美容師と話すのが楽しい
・ちょっとはキレイになれたかな、と思える/自分が変身できるような気がする
・丁寧なシャンプーやマッサージで、心身がリフレッシュする
・安心して任せられる馴染みの美容師がいる
・担当してもらっている美容師がオシャレなので、行くだけで満足
■苦手な人の理由
・美容師との会話がつらい
・気をつかう&つかわれて疲れる
・自分の(嫌いな)顔を見続けるのが苦痛
・オシャレな雰囲気がまぶしすぎる/美容院に行く服がない
・なりたい髪型の説明がうまくできない
・くせ毛・天然パーマのため、想像通りの仕上がりにならないことが多い
・俺の後ろに立つな
美容院好き・苦手派の理由は「会話・コミュニケーション」「雰囲気」「技術」の3つに分かれました。話すこと自体は嫌いでないのに、美容師の反応を気にしすぎる余り、会話に苦手意識を持ってしまっているパターンもあるようです。また、「今は好きだけど、気の合う美容師に出会うまでは苦手だった」というカミングアウトも。行きつけの美容院を持たず、理想の美容師を求めてさまよう「美容院ジプシー」という言葉もあるほど、美容師との相性って大事なんですね。
では、苦手な人はどうやって「美容院嫌い」を克服しているのでしょうか。実例として挙がったのは、話しかけられない雰囲気を作る/寝た振り/雑誌や本を読んでブロック……etc。中には「美容院に行かない(セルフカット/ひたすら伸ばす)」という強者や、「架空の職業・出身地を用意して出かけ、別人格を演じ切る」など、かなり面倒くさそうな工夫を凝らしている人も。ちなみに後者は「うっかりそこが気に入って通うことになると後が大変」とのこと。真似する場合はご注意を!
一方、美容師側は「美容院がニガテそう」なお客さんにどう対処しているのか、美容師歴10年の方に聞いてみると、「髪の話以外はしない」「話したそうな素振りが見えたら、話すきっかけを作る」の答えが。無駄な会話をせず、髪の話に徹することで、お客さんが安心してくれる効果もあるのだそうです。当然のことながら、接客する側にもいろいろ気遣いがあるんですよね……。
髪を切る、髪型を変える。それは何の変哲もない日常の、数少ない変身チャンス。勇気を振り絞って扉を開ければ、新しい自分に出会えるかもしれません。キレイと満足を求めて、美の旅へ出かけてみませんか?(キキ/mixiニューススタッフ)
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