“無安打男”サンタナのシリーズ初安打が決勝打に!谷繁氏「待って打った」

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2021年11月24日 07:04  ベースボールキング

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7回、逆転2ランを放ったヤクルトのサンタナ。奥左から2人目は高津監督(C)Kyodo News
◆ 初安打が値千金の一打に

 「SMBC日本シリーズ2021」の第3戦が23日に行われ、シーソーゲームを制したヤクルトが連勝を飾り、今シリーズの対戦成績を2勝1敗とした。

 ヤクルトは1点を追う7回、二死一塁という状況から5番・サンタナがオリックスの4番手・吉田凌が投じた3球目のスライダーを右翼席へ。新助っ人の今シリーズ初安打が値千金の決勝打となり、ヤクルトが5−4と再逆転に成功した。

 この打席を、23日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でもピックアップ。同番組に出演した谷繁元信さんは、「2ボールになって、吉田(凌)というピッチャーの特徴を考えると、投球の7割くらいがスライダー。だから、ほぼインサイドはない。考えられるのはアウトコースにストレートかスライダー。でも割合的にはスライダーが多いというところで、(サンタナは)待って打った」と分析し、サンタナの読み勝ちであるとの見解を示した。

 谷繁さんはさらに、「でも、それをこの場面で打てたサンタナがお見事」と続け、狙い通りの打撃を大事な場面で一発回答した助っ人を称賛。その一方で、今シリーズ3度目の登板となった吉田の起用法の難しさも感じさせる場面となった。

 
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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