チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、負傷交代となったフランス代表MFエンゴロ・カンテとイングランド代表DFベン・チルウェルの状態に言及した。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第5節が行われ、チェルシーはホームでユヴェントスと対戦。25分にセットプレーの流れからトレヴォ・チャロバーが先制点を決めると、56分にはリース・ジェームズが、58分にはカラム・ハドソン・オドイが、90分にはティモ・ヴェルナーが追加点を挙げ、4−0で快勝。この結果、決勝トーナメント進出が決まったほか、グループ首位にも浮上した。
この試合がチェルシーでの50試合目の指揮だったトゥヘル監督は同クラブ就任後32勝11分け7敗を記録。わずか24失点しか許さず、この間欧州5大リーグでは最多となる31試合でクリーンシート(無失点試合)を達成している。
就任後50試合目を勝利で飾ったトゥヘル監督は、「50試合目は素晴らしい試合だった。毎日このクラブにいられることは喜びだ」と喜び口にした一方で、同試合では37分にカンテが、71分にチルウェルが負傷交代となった。両選手ともにひざを痛めたことを明かした同監督は両選手の状態について次のように語った。
「(チルウェルは)反対側のリースのように素晴らしい瞬間にあったから私は心配している。彼らは可能な限り素晴らしい状態にあり、とても強く、とても自信を持っていた。彼はとても苦しんでいたが、今は少しマシになったようだ。明日(水曜日)詳しい検査を受けることになる。悪い知らせではないと指を交差させながら、願っている」
「エンゴロについても少し同じだ。彼は前半の間にどんどん強くなっていたが、少しひざをひねってしまった。それほど悪くないことを願っている」
チェルシーは次戦、28日にプレミアリーグ第13節でマンチェスター・Uと対戦する。仮にカンテとチルウェルが欠場となると、同クラブにとっては痛手となりそうだ。