チェルシーに所属するイングランド代表DFベン・チルウェルに今シーズン絶望の可能性があるようだ。24日、イギリス紙『ガーディアン』や同紙『テレグラフ』など複数メディアが伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第5節が23日に行われ、チェルシーはホームでユヴェントスに4−0で快勝した。しかし、この試合に先発出場していたチルウェルはひざを痛め、71分に途中交代を余儀なくされた。
試合後、トーマス・トゥヘル監督は「とても苦しんでいたが、今は少しマシになったようだ。明日(水曜日)詳しい検査を受けることになる。悪い知らせではないと願っている」とチルウェルの状態を心配していたが、長期離脱の可能性があるようだ。
報道によると、チルウェルはひざの前十字じん帯を損傷した疑いがあり、今シーズン中の復帰は絶望となる可能性があるという。同箇所の損傷が確認された場合、同選手は約6〜9カ月の離脱を余儀なくされることになるようだ。なお、前十字じん帯を損傷していなくても、年内に復帰できる可能性は低いことが報じられている。
現在24歳のチルウェルは、今季序盤戦はコンディションの問題から出場機会がなかったものの、プレミアリーグ第7節以降はスタメンに定着し、3試合連続ゴールを決めるなど、左ウィングバックとして好調なチームの勝利に貢献していた。仮に今季絶望となれば、チェルシーにとっては大きな痛手となりそうだ。