現役時代にリヴァプールで活躍した元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)についてコメントした。25日、イギリス紙『Liverpool Echo』が伝えた。
PSGは24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループA第5節でマンチェスター・Cと対戦し、1−2の逆転負けを喫した。他会場の結果によりグループステージ突破は決まったものの、マンチェスター・Cに首位通過を譲り、2位で決勝トーナメントに進出する。
現在は人気解説員として活躍中のキャラガー氏は同試合後、PSGの3トップであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、フランス代表FWキリアン・エンバペ、ブラジル代表FWネイマールを痛烈に批判。3人の存在を理由に、チームを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督に対し、噂されるマンチェスター・Uの新指揮官就任を勧めている。
「ポチェッティーノはこのクラブ(PSG)から出ていくべきだ。マンチェスター・Uに行くチャンスがあるならね。俺ならチャンスがあれば明日にでも行くし、それは3人のスターのせいだ」
「俺がCLを制覇できると思っている4チーム、マンチェスター・C、リヴァプール、チェルシー、バイエルンは、チーム内に一人も“パッセンジャー”(=お荷物、足手まとい)を乗せていない。PSGは3人も“パッセンジャー”を乗せている。彼らにCLを優勝するチャンスは絶対にない。絶対にね」
「彼らを見ているとイライラしてくるんだ。メッシは34歳だから、特定の瞬間に自分の能力を発揮しないといけないのはまだ理解できる。だが、エンバペは22歳だ。マンチェスター・Cに対するチームの守備を助けるため、スプリントで戻ってくるべきなんだ」
「どんなに優れていても、チームのために働かないというのは受け入れられない。“パッセンジャー”を乗せる時代は終わったんだよ」