巨人がFA静観か…「現有戦力で良い選手がたくさんいる」と他球団からうらやむ声

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2021年11月26日 16:00  AERA dot.

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写真巨人の原監督
巨人の原監督
 FAで去就が注目されていた広島の大瀬良大地、九里亜蓮がそろって残留を発表した。大瀬良は今季自身5度目の2ケタ勝利をマークするなどプロ8年間で67勝。九里も今季自己最多の13勝で自身初の最多勝を獲得した。両投手がFA宣言すれば争奪戦は必至だっただけに、広島ファンにとっては朗報だ。17年に首位打者を獲得するなどシーズン打率3割を4度記録しているDeNA・宮崎敏郎も6年契約で残留が決定した。


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 注目選手たちが残留の決断下す中、熟考しているのが阪神・梅野隆太郎、中日・又吉克樹だ。


「梅野は阪神の正捕手として活躍してきましたが、今年のシーズン終盤は先発マスクを外れる機会が多くなった。疲れが見え始めて体にキレがなくなったため仕方ないとも思うが、本人がどう考えるか。阪神への愛着が強い一方で、最も必要とされる球団に行きたいという思いもあるでしょう。又吉はセットアッパーとして抜群の安定感を誇り、推定年俸4200万円と破格の安さです。FAの権利を行使すれば、セ・パ問わず争奪戦になるでしょう」(スポーツ紙デスク)


 そこで、注目されるのが巨人の動向だ。FAでの戦力補強は巨人のイメージが強い。落合博満、広澤克実、清原和博、工藤公康、江藤智、小笠原道大、村田修一、杉内俊哉と各球団の主軸やエースを獲得してきた歴史がある。近年も18年オフに丸佳浩、炭谷銀仁朗(現楽天)、昨オフに梶谷隆幸、井納翔一をDeNAから「両獲り」している。


 ただ、今オフは「FAで選手を獲得する選択肢が低い」(スポーツ紙記者)という。


「生え抜きの選手たちで十分戦えるという手ごたえがあるのだと思います。実際、巨人は能力の高い選手が多い。投手陣を見ると今村信貴は先発ローテーションに入る力を持っているし、畠世周も先発、救援で稼働しましたが潜在能力を考えると物足りない。若手も将来が楽しみな有望株が多い。FAで戦力補強せず、彼らを育てることで十分に戦えると思います」(同前)



 今年限りで現役引退を決断した大竹寛も引退会見で「才能があふれる選手がいっぱいいますね。今1軍にいる選手はもちろん、名前を挙げたらきりがないんですけど。僕は2軍生活も3軍、リハビリも多かったので楽しみな選手がいっぱいいますね」と語った上で、「今年に限れば、堀田賢慎はとてつもないボールを投げますし、山崎伊織も伊藤優輔くんも太田龍も、いっぱいいますね。井上もランニングがいいので。そういう人たちは本当に頑張って、これからのジャイアンツを絶対に支えて欲しいなと。活躍している姿を見たいですね」と期待を込めている。


 昨年までのソフトバンクのように長期的に強いチームは、生え抜きの選手たちがチームの中心になっている。FAで獲得した選手が活躍するとも限らない。陽岱鋼は16年オフに日本ハムから加入したが在籍5年間でシーズン規定打席を一度もクリアできず、今季は7試合出場のみ。本人の申し出で来季の契約は結ばず、他球団で現役続行を目指すこととなった。


 また、井納も移籍1年目の今季5試合登板で0勝1敗、防御率14.40と大きく期待を裏切り、背水の陣を迎えている。


  他球団のスコアラーは「巨人はFAで獲らなくても現有戦力で十分に戦えますよ。ファームにも楽しみな若手がたくさんいる。使わないのならウチがもらいたいぐらい」と苦笑いを浮かべる。


 リーグ3連覇を逃し、再スタートを切る巨人。FA市場は静観して来季に備えることになりそうだ。(江口顕吾)


このニュースに関するつぶやき

  • 静観もなにも誰も手揚げへんやん�פä��ä��ʴ�
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  • そんなことはありません。 大量に育成契約にしてFA対策して、陽を目玉代わりにしようとしたら逃げられ オフもタツノリ采配は度外れ続きです。
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