女性が不安に感じている犯罪被害、1位は痴漢 - 2位は?

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2021年11月27日 09:01  マイナビニュース

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セコムは11月25日、「女性の『安全・安心』に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は10月22日〜23日、全国の10代以上女性150名を対象に、インターネットで実施した。


女性が巻き込まれる犯罪被害に関して、不安に感じたこと、および、実際にあった経験があるか尋ねたところ、52.7%がこれまでに何らかの不安を感じ、30.7%が実際に被害にあっていることがわかった。



具体的な不安で最も多かったのは「痴漢」(30.7%)で、2位は「ストーカー」(20.7%)、3位は「ネットでのトラブル、SNS悪用」(19.3%)となった。実際に被害にあったことでも「痴漢」(18.0%)が最も多い。



犯罪被害に遭う不安を感じた女性と、実際に犯罪被害にあった女性に、どのような対応をしたか聞くと、39.0%が「何もできなかった」と答えた。



次いで「逃げた」(26.8%)、「家族や友人に相談した」(22.0%)となっている。「周りの人に助けを求めた」(8.5%)、「警察や駅員に通報したり、犯人を突き出した」(8.5%)のように周囲に助けを求めるなどの対応をした人は10%に満たなかった。「護身グッズや防犯グッズを使用した」は7.3%で、2020年6月調査時より3.9%より増えている。

ネットのトラブルやSNS悪用の被害にあう不安を感じた、および実際に被害にあった女性に具体的にどのような経験をしたか尋ねた。その結果、「詐欺メール」(55.2%)、「フィッシング詐欺、なりすまし詐欺」(48.3%)が多くを占めている。


ネットのトラブルやSNS悪用の被害対策について聞くと、1位は「PC、スマホにパスワードを設定」(53.3%)、2位は「不審なメールは開封せず削除している」(45.3%)、3位は「信頼できないWiFiを使わない」(44.7%)だった。「特に対策をしていない」という回答は14.7%となっている。


歩きスマホをすることがあるか尋ねたところ、69.3%が「はい」と答えた。年代別で見ると10代が最も多く、78.0%が歩きスマホをしていることがわかった。(フォルサ)
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