プレミアリーグ首位のチェルシーはサッカーIQも冴え渡る。フリーのDFが選択したプレーとは

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2021年11月27日 11:01  webスポルティーバ

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サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー〜

Question 
フリーでボールを受けたチャロバーは、このあとどんなプレーをしたか?

 今季のチェルシーはプレミアリーグ第12節終了時点で、勝ち点29で単独首位に立ち、得点30失点4と攻守に圧倒的なクオリティを見せつけている。

 10月20日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のマルメ戦で、エースのロメル・ルカクが足首の負傷で離脱。

 しかし、リーグ第9節ノーウィッチ戦で7−0、第10節ニューカッスル戦でも3−0と攻撃力はまったく衰えることがなく、チームの完成度の高さがうかがえる。

 そして前節のレスター戦でもアウェーながら3−0で勝利。今季なかなか調子の上がらないチームが相手とはいえ、セットプレー、流れのなかからなど、どこからでも点がとれるチェルシーの好調さを象徴するような内容で圧勝した。

 今回は、そのレスター戦の3点目の起点となったプレーをピックアップする。




 後半26分、チェルシーのジョルジーニョがレスターのプレッシングを回避し、右サイドのトレボ・チャロバーへ展開。

 フリーの状態でボールを受けたチャロバーは、このあとどうしただろうか、というのがQuestionだ。

Answer 
前のスペースへ一気に持ち上がり、数的優位を作った

 DFの持ち上がりという、チャロバーの状況判断が効果的に働き、チームの攻撃を一気に前進させた場面である。




 クリアボールを中盤で拾ったチェルシーに対して、レスターの前線がボールサイドに人数をかけてプレスに行くが、ジョルジーニョがあっさりとサイドチェンジでいなし、右サイドのチャロバーへ展開した。

 レスターが中盤から前線にかけてボールサイドに寄っていたことで、チャロバーの前には大きなスペースが生まれていた。それを見たチャロバーの選択がポイントとなった。

 チャロバーは前線の状況を見ながら、素早く前のスペースへのドリブルを選択し、まず相手の前線、中盤という2ラインを一気に突破した。さらに前の数的同数の局面に進入したことで、チェルシーが3対2で数的優位となった。ここがチャロバーの選択が効果的だったところだ。

 レスターの守備陣は数的不利になったことで前へはアタックできず、後退せざるを得なくなった。仮に2人のどちらかがチャロバーへ食いついてしまえば、フリーになるハキム・ツィエクかリース・ジェームズにパスを通され、簡単に崩されていただろう。

 レスターの最終ラインが後退しはじめ、ツィエクが動き出したタイミングでチャロバーは狙いすましてスルーパス。これを受けてペナルティーエリアに進入したツィエクが、チャーラル・ソユンジュをかわし、クリスティアン・プリシッチのゴールをアシストした。

 一見地味なプレーではあるが、チャロバーの状況判断が崩しの起点となったシーンだった。

◆【動画】プレミアリーグ第12節 レスターvsチェルシー ハイライト
(チェルシーの3点目は、3分54秒〜4分36秒)

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