京都にも「ネズコ」がいた! 禰豆子と同じく「厳しい環境でもけなげ」に育つ

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2021年11月27日 16:00  まいどなニュース

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写真ネズコの場所が分かりにくいため、以前設置されていた案内表示。現在は撤去されているため、場所が分からなければ職員に尋ねてほしい、という
ネズコの場所が分かりにくいため、以前設置されていた案内表示。現在は撤去されているため、場所が分からなければ職員に尋ねてほしい、という

 京都市左京区の京都府立植物園に「ネズコ」がいた―。

【写真】京都の「ネズコ」は、植物園の針葉樹です

 と言っても、人気漫画「鬼滅の刃」のキャラクターではなく、同名の針葉樹のことだ。「鬼滅」が根強い人気を誇る一方、園のネズコはあまりその存在が知られていない。鬼滅ファンの園職員は「木のネズコもけなげな感じで、頑張って育っている。珍しい木なので見に来てほしい」と呼び掛けている。

 ネズコ(別名クロベ)は、ヒノキ科で本州の山岳地帯などに自生する。府立植物園では北側の針葉樹林にある1本のみで、移植時期は不明。高さ約8メートルで、周囲のモミやスギと比べて小さく、京都の暑さや土壌の関係で大きくなりにくいという。

 一方、鬼滅に登場する竈門禰豆子(かまどねずこ)は、主人公・炭治郎の妹。鬼になってしまうが、人を襲う欲求を抑えて、炭治郎らと行動を共にする。

 鬼滅が大ブームになった昨年、園職員の間で「そういえば園にもネズコがあったな」とちょっとした話題になった。園職員で、樹木医の津田桂子さんは一家で鬼滅ファン。中学2年の長女(14)に「ネズコっていう木があるんだよ」と興奮気味に伝えたところ、「それがどうしたん」とつれない返事だった。だが、PRについては「いいんじゃない」と好意的で、背中を押されたという。

 多くの人に見てもらえるよう周囲の草を刈り、名称のプレートを付け替えた。だが、もともと地味な針葉樹ということもあり、これまであまり注目されてこなかった。津田さんは「関西の平地に移植され、育っているのはとても珍しい。どちらのネズコもかわいらしいし、厳しい環境にあるのでつい応援したくなる」と両者の姿を重ね合わせる。

 ハロウィーンの時には、鬼滅のコスプレ姿で来園した人もいたといい、津田さんは「園内には写真映えのスポットがたくさんある。ネズコをきっかけに足を運び、植物に興味を持ってもらえればうれしい」と期待している。

(まいどなニュース/京都新聞・堤 冬樹)

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  • 林学科出身の私としては樹木の写真そのものも皆さんに紹介してほしかった…まあぐぐればすぐ出てきますけどね(笑)
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