リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、マンチェスター・Uの暫定監督就任濃厚と報じられるラルフ・ラングニック氏について言及したようだ。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
21日、マンチェスター・Uはオーレ・グンナー・スールシャール前監督の解任を発表。以降、現パリ・サンジェルマン(PSG)を指揮するマウリシオ・ポチェッティーノ監督や、現在フリーのジネディーヌ・ジダン氏なども後任候補として浮上したものの、ここに来てラングニック氏が2021−22シーズン終了までの暫定監督に就任すると報道されている。
クロップ監督は26日に行われた会見の中でラングニック氏について問われ、以下のようにコメントした。
「残念ながら、良い監督がイングランドに来ている。ラルフは本当に経験豊富な監督だ。彼はホッフェンハイムやライプツィヒを、ドイツでも屈指のチームに仕立て上げた」
「ユナイテッドはピッチ上でオーガナイズされるだろう。我々はそれを認識する必要がある。明らかに、他のチームにとって良いニュースではないね」
なお、ラングニック氏は現在ロコモティフ・モスクワのスポーツディレクター(SD)を務めているが、クラブ間交渉は順調に進んでいるとのこと。合意後、労働許可証の申請が完了してから暫定監督に就任し、シーズン終了後よりコンサルタントの役割で2年間、マンチェスター・Uに残留すると報じられている。
誕生が間近に迫っている“ラングニック・ユナイテッド”。現在8位で、期待にそぐわない成績となっているチームを復活させられるのだろうか。