山本由伸、白星ならずも9回1失点の力投 自己最多141球、沢村賞の本領発揮

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2021年11月27日 22:24  ベースボールキング

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ピンチを凌ぎ、吠えるオリックス先発の山本 (C)Kyodo News
◆ 6回はバックの連続失策でピンチも後続ピシャリ

 オリックスの山本由伸投手(23)が27日、ヤクルトとの「SMBC日本シリーズ2021」第6戦(ほっと神戸)に先発登板し、9回6安打1失点の力投を見せた。

 山本は走者を背負いながらも4回まで無失点。しかし両軍無得点のまま迎えた5回、安打と犠打で一死二塁のピンチを招き、二死後、1番・塩見に先制となる左前適時打を許した。

 それでも同点に追いついてもらった直後の6回は、三塁・宗、遊撃・紅林の連続エラーで無死一、二塁のピンチを招くも、5番・サンタナのバットをへし折り二ゴロ併殺斬り。続く中村は遊ゴロに退けバックのミスを救った。7回も二死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが2番・青木を二ゴロ斬り。8回は3番・山田から始まるクリーンアップを3者連続三振に仕留めた。

 同点のまま迎えた9回も3人で抑え、9回141球、6安打1失点、11奪三振2四死球の力投で交代。打線が決勝点を奪えず日本シリーズ初勝利の権利は得られなかったが、負けられない崖っぷちの一戦で沢村賞右腕の本領を発揮した。

このニュースに関するつぶやき

  • ヤクルト側から見れば、奥川と高梨はこの沢村賞投手に負けていないピッチングをしてくれたと思う。
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