レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が27日、セビージャ戦に向けた記者会見に出席し、クラブ公式サイトにてコメントした。
アンチェロッティ監督はセビージャについて、「とても良くオーガナイズされた、クオリティーの高いチームと対戦するので、非常に厳しい試合になる。我々はベストを尽くす必要があるが、素晴らしい流れがあるので、それを活かすつもりだ。セビージャには様々な長所があるので、我々はそれ(良い流れ)を必要としている」と語った。
また、負傷している選手たちにも言及している。
「(ウルグアイ代表MFフェデリコ・)バルベルデはトレーニングに参加し、問題が無かったので招集メンバーに復帰する予定だ。一方で、(オーストリア代表DFダビド・)アラバは今日のトレーニングで問題が無かったので、明日(28日)様子を見るつもりだが、もしリスクがあるならばプレーしないだろう。しかし、靭帯には影響が無く、深刻な問題ではない。(ベルギー代表FWエデン・)アザールは今日のトレーニングに参加したものの、胃腸炎の影響があったので、起用出来ないと思う。(スペイン代表MFダニ・)セバージョスは良くなっている。今後10日間でチームトレーニングに参加出来る可能性がある一方、(ウェールズ代表FWガレス・)ベイルは個人メニューを始めた」
そして、チャンピオンズリーグ(CL)でのスペイン勢についてもコメントしている。
「いくつかのグループは拮抗しているが、全てのチームに突破の可能性があるし、スペイン勢で我々だけが決勝トーナメントに進出するチームになるとは思っていない。他のチームも突破するはずだ」
セビージャが勝利すれば、2位レアル・ソシエダの結果次第で首位が入れ替わる大一番。レアル・マドリードが首位を守るのか、セビージャが追い越すか。注目の首位攻防戦は現地時間28日21:00(日本時間29日5:00)キックオフ予定となっている。