藤本美貴「最後は何でも豚汁やカレーに入れる」 食べ物を無駄にしない“エシカル消費術”明かす

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2021年11月28日 19:31  Techinsight Japan

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エシカル消費を学ぶオンラインイベントに登場した藤本美貴と小島よしお
タレントで3児のママでもある藤本美貴と子供向けのYouTubeも大人気のお笑い芸人・小島よしおが28日、都内で開催された子供たちとエシカル消費を楽しく学ぶオンラインイベントに登場した。SDGsにもつながるエシカル消費について、藤本と小島が実践していることを明かした。

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お笑い芸人・庄司智春(品川庄司)と結婚し、現在1男2女の子育て中でもある藤本美貴。東京都により幼児とその保護者向けにエシカル消費を分かりやすく説明したデジタル絵本「あなたと みんなと 思いやり 〜エシカルの森のおはなし〜」がサイトで公開されているが、その絵本のナレーションを担当したのが藤本だ。


オンラインイベントでは日頃から息子と娘に絵本の読み聞かせもするという藤本と、公園で読み聞かせライブをした絵本作家でもある小島よしおがデジタル絵本「エシカルの森のおはなし」を生で読み聞かせをした。エシカルとは「倫理的」という意味で「人や社会、環境に配慮した消費行動」のことを「エシカル(倫理的)消費」というが、絵本ではイチゴを食べ残したリスがイチゴ生産者の気持ちを考えたり、キツネのパパが端材で素敵な定規を作ったりと動物たちがストーリーを展開し、子供たちにも分かりやすい内容になっている。藤本は優しい声で森の妖精などを、小島は感情たっぷりにリスやキツネを演じて「自分を消して(役に)なりきった」と満足そうだった。


「『エシカル消費』と言葉で聞くとちょっと難しかったりするんですけど、比較的ママたちは『もったいない、もったいない』って口にしていることが多いので、皆さん自然にエシカルやってるんじゃないかな」という藤本美貴は、「服や絵本は子供たちが大きくなったら寄付したりとか、スーパーに行くときはマイバッグを持って行ったり、食べ残しをしないように子供たちにも『これはいろんな人が頑張って(作ったもの)。野菜だってすぐに育たないんだよ』と話して…」とエシカル消費に気を配っているそうだ。また「『残さない』という意味では最後は何でも豚汁に入れる。カレーだったりとか。いろんなのを煮込んじゃって捨てないように心がけていますね」と具体策を明かした。

小島よしおは、物を捨てずに服を後輩にあげたり、フリーマーケットアプリを利用して他の人に譲ったりするという。「結構大きい太鼓をライブで使ったんですよ。志半ばで続けられなくなって、SNSで募集したら太鼓を『欲しいです』という方が来てくれて、活用しているところを動画で見せてくれて」と経験談を述べた。「僕が太鼓を使わなくなっちゃって、海パンとか服がぶら下がっている状態になっちゃって、太鼓にしたら叩いて欲しいのに。(でも捨てずに譲ったことで)子供たちの太鼓サークルでバンバン叩いている姿を見ていいなぁと」と再び活躍している太鼓に安堵した。


イベント後半ではトイレットペーパーの芯を使って、クリスマスに向けてサンタクロースのオーナメントを作った。藤本や小島たちと一緒にZoomで参加した子供たちも同時に作成。子供たちはサンタの服を青くしたり表情を工夫したり、それぞれ思い思いのサンタを画面を通して披露したが、小島も自身のトレードマークでもある海水パンツを穿かせたサンタを完成させて笑いを誘った。


藤本美貴は「(今日は)絵本にしてみたりサンタさん作ったりで、身近にエシカルってあるんだなと思うと取り入れやすいし、まずできる簡単なところから考えて、子供に伝えていくことがずっと続けていけると思う。楽しみながら私もやっていきたいし、皆さんにもやっていただきたいなと思います」と笑顔で締めくくった。



(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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