マンCがウェストハムに2発勝利！…大雪のなかギュンドアンが先制弾

プレミアリーグ第13節が28日に行われ、マンチェスター・Cとウェストハムが対戦した。

　前節終了時点で2位のマンチェスター・Cと4位のウェストハムの直接対決。降雪という悪条件で行われた一戦は16分、マンチェスター・Cに決定機が訪れる。左コーナーキックからイルカイ・ギュンドアンがインスイングのボールを送ると、アイメリク・ラポルテが頭で合わせたが、シュートは右ポストに阻まれた。

　さらにその直後、マンチェスター・Cは高い位置でラヒーム・スターリングがボールを奪取。こぼれ球を回収したリヤド・マフレズが相手GKとの一対一を制してネットを揺らしたが、マフレズのオフサイドでゴールは認められない。

　次第に雪が強くなり、ピッチが白くなるなか、33分にマンチェスター・Cが先制する。敵陣中央からジョアン・カンセロが右に展開。受けたマフレズはペナルティエリア右からグラウンダーで折り返し、ゴール前でギュンドアンが押し込んだ。



　1点のリードで折り返したマンチェスター・Cは、56分に絶好機を迎える。ギュンドアンのスルーパスに抜け出したスターリングが左サイドから折り返し、ゴール前でガブリエウ・ジェズスが合わせる。シュートは飛び出してた相手GKウカシュ・ファビアンスキに当たってゴールへ向かうが、相手DFアーロン・クレスウェルの決死のカバーに阻まれてゴールとはならない。

　雪が止んだ後半はこう着状態が続いたが、90分にマンチェスター・Cが試合を決定づける1点を獲得する。敵陣左サイドでのボール奪回から素早く攻め直し、ジェズスがグラウンダーで折り返す。ペナルティエリア中央でフェルナンジーニョが反応し、ゴール左下に突き刺した。

　ウェストハムは試合終了間際にマヌエル・ランシーニが1点を返すが、反撃はここまで。試合はマンチェスター・Cの2−1勝利で終了し、マンチェスター・Cは3連勝、ウェストハムは2連敗となった。マンチェスター・Cは勝ち点を「29」に伸ばし、2位をキープした。

次節、マンチェスター・Cは12月1日にアウェイでアストン・ヴィラと、ウェストハムは同日にホームでブライトンと対戦する。

【スコア】
マンチェスター・C　2−1　ウェストハム

【得点者】
1−0　33分　イルカイ・ギュンドアン（マンチェスター・C）
2−0　90分　フェルナンジーニョ（マンチェスター・C）
2−1　90＋4分　マヌエル・ランシーニ（ウェストハム）