ローソン社長・竹増貞信「ローソンにしかないPB商品で、生活にさりげなく寄り添う」

1

2021年11月29日 16:00  AERA dot.

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AERA dot.

写真竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
「コンビニ百里の道をゆく」は、52歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。


*  *  *


 ローソンの店内には様々な商品が並んでいます。大きく分けて「NB商品」と「PB商品」があることをご存じでしょうか。前者はナショナルブランド=商品を製造するメーカーのブランド。後者はプライベートブランド=小売業者や卸業者などが開発したブランド。つまり「PB商品」はローソンが独自に展開しているブランド商品なんです。


 NB商品にはお客様の「あのCMで見た商品が欲しい」というニーズがあります。ただし、ローソンだけに置いているわけではありません。私たちとしては「ローソンのアレが欲しいんだ」とお店に来ていただけるPB商品を世に送り出していくことが、とても重要なんです。




 現在、お弁当などを含めたオリジナル商品の売り上げ構成比は、全体の約4割。おにぎりやお総菜、冷凍食品、そして「生ガトーショコラ」といったスイーツ。食べものだけではありません。ティッシュペーパーやマスクなど日用品も展開しています。


 昨年、PB商品のブランド「ローソンセレクト」を刷新して「エル ベーシック」「エル マルシェ」の二つにしました。前者は生活に必須な基本商品。食べ物なら牛乳、食パン、卵、お米など約80品目。後者はもう一歩進めて、生活に彩りを添えるようなお菓子、冷凍食品など約600品目です。


 工夫したのはパッケージです。売り場でギラギラと目立つようなものではなく、ご家庭で使われる際に、違和感なくほっこり優しい気持ちになれて、かつ、おいしさも伝わってくる。そんな「生活にさりげなく寄り添うような」パッケージを目指しました。昨年の変更以来、お客様や店舗のみなさんのご意見を生かして改善を続けています。これからも「ローソンのアレが欲しいね!」と言っていただけるPB商品を、一品一品、大事に作り上げていきたいと考えています。


竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

※AERA 2021年12月6日号



【おすすめ記事】セブンが停滞しない理由は「朝令暮改」と「降格」にあり?


    前日のランキングへ

    ニュース設定