動画:動画作成からプレスリリース作成までアストンマーティンF1、メディア担当の仕事事情

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2021年12月01日 07:40  AUTOSPORT web

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写真セバスチャン・ベッテル、ランス・ストロール(アストンマーティン)
セバスチャン・ベッテル、ランス・ストロール(アストンマーティン)
 華やかに見えるF1の世界だが、それを支えているのは大勢の無名のスタッフたち。アストンマーティンが公開した動画ではそんな裏方のひとり、メディア担当スタッフの仕事にフォーカスが当てられている。

https://youtu.be/mN4N4ojDyTg

「レンズのこっち側に立っているのは珍しいね」とカメラに向かって語るのは、アストンマーティンのシニア・メディア・オフィサーという肩書を持つジョアン・レヴィル。ランス・ストロールの担当者として彼のメディア露出をマネジメントをするほか、今回の動画のようなチームが発信するコンテンツを制作するのも彼女の仕事だ。

 ブラジルGP開催中の木曜日。この日は「メディア担当にとって一番忙しい日」とレヴィルは語る。トラックウォークに帯同してストロールのスケジュール確認を行った彼女は、午後になるとメディアからのオンラインインタビューに対応。さらにその次には定例の記者会見が待ち受けている。

 しかも彼女は動画コンテンツ作成の担当者でもある。ドライバーたちが記者会見から戻ると、セリフの確認から撮影時の役割決めまで、すぐに撮影の準備に入る。ちなみに今回の企画は卓球対決。「ドライバーたちが撮影を楽しみにしてるなんておそらくはじめて」と語るレヴィルに、普段の苦労が偲ばれる。

「一番忙しい日」という言葉に偽りなく休む暇もなく働き続けた彼女は、「ドライバーたちがレースだけに集中して週末をトラブルなく過ごせるように、木曜日にすべてを出し切る」と語る。ドライバーたちにとってメディア対応は負担になることもある。いかに彼らをストレスから遠ざけるかも彼女の重要な役目だ。

 金曜日になり、走行が始まっても彼女の仕事がなくなるわけではない。フリー走行や予選が行われているときもガレージに待機して記者の質問を受け付け、手が空いているときはスマートフォンで写真撮影。走行が終わるとメディアが待機している場所にドライバーを誘導し、インタビューに応じさせる。

 メディアからのインタビューは、ドライバーとチームにとっても自分たちの存在をアピールするチャンス。「まずはテレビ」と対応するメディアに優先順位をつけ、大手メディアのカメラの前が空けば、そこにドライバーを誘導する。インタビュー中は彼女もドライバーの発言を録音。これを文字に起こしてプレスリリースを書くのも彼女の仕事だ。

 日曜日のレース前、レヴィルに「私と働くのはどう?」と問われたストロールは「楽だね。いつも楽しいよ」と返答。「ドライバーがレースに集中できる環境を作る」という彼女のモットーは完璧にこなされているようだ。

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