元阪神ドリスは去就微妙…メジャーのFA選手、狙っても面白い大物や元助っ人は?

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2021年12月01日 10:00  AERA dot.

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写真元阪神のドリス(写真提供・阪神タイガース)
元阪神のドリス(写真提供・阪神タイガース)
 ここ数年、メジャーリーグで実績を残した大物助っ人が日本でプレーすることも多くなった。今季も活躍こそできなかったが、巨人にメジャー通算196本塁打を放った大砲ジャスティン・スモークが加入したことで野球ファンの注目を集めた。


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 コロナ禍で外国人選手の補強は難しい部分もあるが、今オフも日本球界入りをする大物は現れるのか。また、他に来日したら面白い選手はいるのか。現在フリーエージェント(FA)になっている選手の中から探ってみたいと思う。


 まず、これまで来日した大物たちの傾向を見ると圧倒的に野手が多く、年齢的には30代中盤あたりで、かつ直近の成績が落ちてきている選手が多い。近年NPB入りしたプレイヤーではスモーク(来日時34歳)、アダム・ジョーンズ(オリックス/来日時34歳)、アルシデス・エスコバー(ヤクルト/来日時33歳)、ジェラルド・パーラ(巨人/来日時32歳)らが当てはまる。


 この条件に該当するFA選手で実績が際立つのが、マーウィン・ゴンザレスだ。ゴンザレスはメジャー10年間通算で854安打、101本塁打、397打点を記録。来季で33歳と比較的若く、ポジションは内外野守れるユーティリティプレイヤー。アストロズ時代の2017年には134試合に出場して打率.303、23本塁打、90打点と素晴らしい成績をマークしている。ツインズに移籍した2019年は打率.264、15本塁打、55打点とまずまずの結果だったが、ここ2年は成績が芳しくない。心機一転、来日を選ぶ可能性もあるのではないか。


 他に有名どころでは、今年エンゼルスの大谷翔平との“仲の良さ”が日本で注目されたホセ・イグレシアス(シーズン途中にエンゼルスからレッドソックスに移籍)も面白い存在だ。日本でも有名となった華麗な内野守備に目が行きがちだが、メジャー10年間で通算923安打を放っており打撃のレベルも低くはない。またレッズ時代には11本塁打を放つなど、日本に来れば中距離打者クラスの成績は残す可能性は十分あるだろう。注目度という点でもチームに貢献するのは間違いなく、仮に来日すれば話題になる選手の一人となる。



 一方、投手は特に先発ピッチャーは現地のFA市場でも数が少ないために、実績のある選手が来日するケースは少ない。近年メジャーで結果を残した投手でNPB入りしたのは中日に在籍したメジャー51勝のディロン・ジーと、ソフトバンクでプレーした同54勝のマット・ムーアぐらい。来日時はそれぞれ31歳、30歳と比較的早いタイミングだったが、メジャーで低迷していたキャリアを立て直すことが来日の大きな目的の一つだったのは間違いない。


 そして、現在ジーやムーアと同じような境遇にいるのがクリス・アーチャーだ。現在33歳のアーチャーはレイズ時代の2014年に10勝を挙げると、その後も2度の2ケタ勝利を記録するなど通算61勝。奪三振力も非常に高く、2015年からは3年連続で230個以上の三振をマークし、オールスターにも2度選出されている。しかし、2018年途中にパイレーツにトレード移籍して以降は成績が振るわず、昨年はメジャーでの登板なしに終わった。


 今年は古巣レイズに復帰して6試合(うち5試合は先発)に登板して防御率4.66と好結果は収められなかったが、19回1/3を投げて21個の三振を奪っており、まだまだ復活の余地があるように見える。


 ジーは結果的に血行障害もあって日本では活躍できずそのまま引退となったが、ムーアはソフトバンクで結果を残してメジャー契約(フィリーズと1年300万ドル)を勝ち取った。アーチャーもムーアと同じように日本で活躍し、メジャー球団からの好条件を待つという選択も悪くないだろう。


 また、大物とは言えないがNPBで活躍した後にメジャーに渡り結果を残した選手で去就が微妙になっている選手も多い。阪神で2017年にセーブ王に輝くなど4年間日本で活躍した救援右腕のラファエル・ドリスは、昨年こそブルージェイズで24試合に登板して2勝2敗、5セーブ7ホールド、防御率1.50と安定した投球を見せたが、今季は負傷の影響もあって39試合の登板で防御率5.63と苦しみ、8月には事実上の戦力外となった。



 シーズンオフにFAとなり、成績的にも米国でプレーを続けることになった場合はマイナー契約になる可能性も高い。年齢は来季34歳とケガが癒えればまだまだ活躍できる余地はあり、シーズン終盤にプレーした3Aでは11試合に登板して防御率1.59、イニング(11回1/3)を上回る14奪三振をマークした。既に日本で実績のあるだけにリリーフ陣に乏しいチームは狙ってもいい選手の一人だろう。


 ドリスに加え、先述した左腕のムーア(フィリーズからFA)や、今季ワールドシリーズを制覇したブレーブスでプレーした元日本ハムのクリス・マーティンも現在FAで今季の成績的にマイナー契約の可能性もある。ブライアン・シコースキー(元ロッテほか)のように米国からの出戻りで活躍する例も過去にあり、好条件のオファーがあれば日本で再びプレーする日が来るかもしれない。


 ここ2年はコロナ禍の中で来日した助っ人たちが比較的苦しむケースも多く、大物と呼ばれる選手は失敗例も決して少なくない。とはいえ、やはり大物助っ人やかつて日本でプレーした選手たちの日本球界入りは注目度を高めるという意味でも必要なことではある。今オフもストーブリーグでの各球団の動きを楽しみながら、来シーズンまでの時間を楽しみたい。


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