栃木SCは1日、田坂和昭監督が2021シーズン限りで退任することをクラブ公式サイトで発表した。
クラブ公式サイトには、以下のように田坂監督のコメントが掲載されている。
「3年間共に戦ってくれたサポーター、スポンサーの皆さま、選手・スタッフ・関係者、全ての皆さまに感謝しています。残り1試合、笑顔で終われるように引き続き共に戦ってください。宜しくお願いいたします」
現在50歳の田坂監督は、現役時代にベルマーレ平塚や清水エスパルス、セレッソ大阪に所属。日本代表でもプレーした経験がある。現役引退後、2003年からはC大阪U−18のコーチに就任し、指導者としての道をスタートさせると、2011年には大分トリニータの監督へと就任。その後は清水の監督、福島ユナイテッドFCの監督などを経て、2019年から栃木を率いていた。現在、栃木は明治安田生命J2リーグで41試合を消化し、10勝15分16敗。勝ち点45で14位につけており、今シーズンのJ2残留を決めている。
なお、栃木は契約満了にともない、菅原大介ヘッドコーチと兼村憲周コーチが2021シーズン限りで退任することも併せて発表している。