ロッテドラ3の三菱自動車倉敷・廣畑、直球150キロ超連発も「スピードもまだまだ」

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2021年12月01日 21:44  ベースボールキング

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<第92回都市対抗野球 1回戦>
● 三菱自動車倉敷オーシャンズ(倉敷市) 1 ー 2 三菱重工West(神戸市・高砂市)○

 ロッテからドラフト3位指名を受けた三菱自動車倉敷オーシャンズの廣畑敦也が、7回途中からリリーフ登板し1回2/3を投げ無失点に抑えた。

 「チームの雰囲気を変えることを期待して自分をあの場面で出してくれたので、笑顔でマウンドに向かった」。廣畑は1−2の7回一死二塁の場面で登板すると、拾尾昌哉を149キロのストレートで一邪飛、石田基起を151キロストレートがビシッと外角に決まり見逃し三振に仕留めた。

 イニングまたぎとなった8回は簡単に二死としたが、2本の安打で二死ながら一、三塁のピンチを招く。代打・松原匡志をオールストレート勝負で、最後は150キロのストレートで三邪飛で無失点に抑えた。

 廣畑の好リリーフに応えたい打線は1点を追う9回、ロッテからドラフト5位指名を受けた三菱重工West・八木彬の前に三者凡退に抑えられ、1−2で敗戦した。

 廣畑は「ストライク先行でいかないといけない場面だったので、自信をもって投げた」と話しながらも、「今日の出来としては30〜40点くらい。1年間投げてきて自分が気がつかない間に疲れもでていたのか、まっすぐのスピードもまだまだで、逆球を投げて三振で打ち取れたのは、運がよかった」と厳しい自己評価。

 「三菱自動車倉敷オーシャンズでの2年間は、人生で一番自分を成長させてくれた2年間だった」と振り返り、「常に成長していかなければならないと思っているので、次の舞台でも成長できるよう頑張っていきたい。先発でも中継ぎでも抑えでも、任された役割を果たすことが自分の役目。抑えているボールは全部まっすぐなので、変化球をもっと磨いていけたら」と、決意を述べていた。

▼ 首藤監督
「予想通り投手戦のゲームになった。いままでやってきた積極的に打ちにいくことをやったが、相手の森翔平投手がいいピッチャーなので、なかなか打ち崩すことができなかった。先発の彦坂は、年間を通して安定したピッチングをしていることが先発起用を決めた理由。力のあるピッチャーが控えているので、そこにつないでいこうと思っていた。廣畑は、守りから流れを変えられる投手。後ろに控えさせて、守り・攻撃から流れを変えるという作戦だったので、あの場面で出した。廣畑はチームを全国大会に導いてくれた。廣畑は、仕事と野球の両立の中で結果を出してくれた。プロでも生かしてくれたらと思う」

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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