トッテナムに所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの負傷状況についてアントニオ・コンテ監督がコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ロメロは11月17日に行われたFIFAワールドカップカタール2022南米予選のブラジル代表戦でハムストリングを負傷。これによりトッテナムに戻ってからも欠場が続いている。
トッテナムは今後12月だけで9試合を控える過密日程に突入するが、コンテ監督が、ロメロの欠場が続くことを報告。会見で状態について言及し、年内の出場は回避することを明言した。
「ポジティブなニュースではない。ケガは深刻だ。彼をまた見るためには時間がかかると思う。おそらく来年になるだろうね。毎週状態は観察することになるが、重傷だ」
「彼はリカバーに取り組んでいるが、それには時間が必要だ。彼は我々にとっても重要な選手だから残念だ。(復帰が)1月になるか2月になるかはわからない。でも彼の2021年は終わったと思う。今は回復を待つよ」
コンテ監督は同じく負傷中のアルゼンチン代表MFジオヴァニ・ロ・チェルソについてもコメント。「彼はロメロと同様代表チームでケガをした。だがロメロよりもずっと状態は良い。彼はもうピッチで仕事を始めた」と明かした。
さらに、1月の移籍市場についても触れたコンテ監督は、「正直、トッテナムの監督になると決めたとき、そういったことは何も言わなかった」と語り、「1月のことや、チームを改善する方法については話していない。何度も言うが、私がここにいるのは、トッテナムで新しい仕事を始めたいという大きな熱意と、忍耐力があるからだよ」とコメントしている。