才賀紀左衛門が語った“片親の育児”「子育てに男も女もない」娘と向き合う一方で恋愛も諦めない理由

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2021年12月02日 08:40  ORICON NEWS

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写真娘さんを抱っこする才賀紀左衛門(画像:本人SNSより)
娘さんを抱っこする才賀紀左衛門(画像:本人SNSより)
 約1年ぶりにリングに復帰するK-1選手・才賀紀左衛門。2年前に離婚してからは6歳の娘の親権と監護権を持ち、1人で育ててきた。そうした中で今年9月に新パートナーの存在を公表し、一方的な憶測も含めて大きな話題に。シングルマザーに比べてシングルファーザーへの社会的認知や環境もまだまだ整っていないのが現状だ。賛否両論を呼びながらもブログやSNSで積極的に娘との日々を発信することへの率直な思いを聞いた。

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■「"母親"というものに良いイメージを持ってほしい」娘との生活で大切にしていること

──ブログにたびたびアップしているお弁当がいつもおいしそうです。いつから作っているんですか?

【才賀紀左衛門】お弁当を持っていく幼稚園に転園してからなので、もう1年以上は経ちましたね。最初は大変やなーと思ってたけどすっかり習慣になって、朝も勝手に目が覚めるようになりました。最近は冷食も無添加のとかいいのがあるんで、15〜20分くらいでパパッと作っちゃってます。

──もともと料理はされていたんですか?

【才賀紀左衛門】前から興味があってけっこう勉強してたんです。食事は成長や体づくりの基本ですから。娘がすごい偏食だったことから、いろいろ工夫するようになったところもあります。今ではなんでも好き嫌いなく食べるようになりましたね。

──食事のほかに娘さんとの生活で大事にしてることはありますか? 

【才賀紀左衛門】些細なことですけどトイレのフタが上がっていたら閉めたり、ゴミが落ちてたら拾ったり、なるべく大人の良い姿を見せたいと思ってます。あとこれは表現が難しいんですけど、前の奥さんを悪く言わないこと。僕から話題に出すことはないんですけどね。ただ娘もいつか子どもを持つかもしれないですから、"母親"というものに良いイメージを持っていてもらいたくて、そこは徹底しています。

■新恋人のキューピッドは娘「彼女の気持ちには応えていきたいが、娘が最優先」

──今年9月に公表された新パートナーの方は、娘さんとどんな関係ですか?

【才賀紀左衛門】彼女はもともと僕の友だちの1人で、娘には前からいろんな女友だちを会わせてたんです。女同士で話しやすいこともあるかなと思って。その中でも彼女は他の子とぜんぜん違って、付き合う前から連絡先を交換してて、僕を通さずに2人で電話とかしていたみたいなんですよ。

──どんな話をするんでしょう?

【才賀紀左衛門】なんでしょうねえ(笑)。でも付き合う前に3人でご飯に行ったとき、娘が「なんで2人は一緒に住まないの?」って聞いてきたんです。「いやいや、付き合ってないから」って答えたら、「え!?」って。そのときの娘の表情がまたおかしくて(笑)。そんなこんなで、「じゃあ付き合う?」みたいになったという経緯です。


──娘さんがキューピッドだったんですね。先方の親御さんにもご挨拶されたそうですが。

【才賀紀左衛門】彼女には本当に感謝してます。バツ2で子持ちの僕なんかよりほかにいっぱいいるだろうって思うんですけど、だから彼女の誠実な気持ちにはどういう形であっても応えたいと思っています。ただ申し訳ないけど、「娘が最優先や」って言ってるんです。それは彼女に限らず、友だちや仕事で関わる人にもそうですけど。

──先ほど「女同士だからこそ話しやすいこともある」とおっしゃっていましたが、1人で子育てする父親として悩むことはありますか?

【才賀紀左衛門】今はまだ特にないですけど、それこそ最近は「今日はパパとお風呂に入らない」とか言う日もあるんですよ。かと思えばベッタリしてきたり、まだまだ甘えん坊なところもあります。女の子って思春期の過程で男親を拒絶する時期が必ず来るらしく、そのことを想像するとワーッてなるんですけど(苦笑)、それも健全な成長の証拠ですからね。娘に嫌われる時期が来ても「パパはいつでも味方だからね」ということは伝え続けたいです。

■時に色眼鏡で注目されるSNS「『紀左衛門でもできるんだから、俺もできるわ』って思ってくれたら」

──シングルファーザーとして、社会環境に求めたいことはありますか?

【才賀紀左衛門】子どもの成長にもっと真剣に向き合う国になってほしいです。それこそ世界の大半の国が認めている共同親権の制度も日本にはない。僕は格闘技の指導を通してたくさん子どもと関わってきましたけど、中には愛情をかけられずに育ってしまった子もいました。子どもには無限の可能性があるのですから、社会ぐるみで子どもを育てていくような環境になれば、日本ってもっといい国になると思うんですよね。

──娘さんとの日々を発信するブログやSNSは才賀さんにとってどのような意味のあるものですか?

【才賀紀左衛門】僕は格闘技って人の痛みもわかるし、メンタルも鍛えられる素晴らしいスポーツだと思っています。ただ世間ではまだまだヤンチャなイメージがあるし、しかも男親1人で子どもを育てるのってどうなの? という色眼鏡で見られることもある。僕は子育てに男も女もないんで、イクメンって言葉は微妙やなと思うんですけど、そこをきちんと発信することで「紀左衛門でもできるんだから、俺もできるわ」って思ってくれる男性が1人でもいたらいいなと思っていますね。

──応援だけでなくアンチコメントも寄せられることは、どう受け止めていますか?

【才賀紀左衛門】どんなことも賛否両論あるのは当たり前。アンチコメントに一瞬ムカついても、すぐ気持ちを切り替えるようにしています。というのは、生きてるうちにいっぱい徳を積んでおきたいから。スピリチュアルっぽいと思われるかもしれないけど、僕が積んだ徳はきっと娘に返ってくると信じてるので。

──いい心がけを常に意識されているんですね。

【才賀紀左衛門】僕がやるべきなのは何に対してもウソをつかず全力で向き合い、関わった人すべてへの感謝を忘れないことだけ。そういう意味では前の奥さんにもめちゃくちゃ感謝してるんです。僕がこうやって格闘ファン以外の方にも知っていただけるきっかけになったのは彼女のおかげですから。価値観の違いで別れることにはなったけど、幸せになってほしいなと思ってますね。

──12月4日の「K-1 WGP 大阪大会」ではいよいよ復帰戦となりますね。娘さんも会場に来られるのでしょうか?

【才賀紀左衛門】いや、まだリアルで見せるのは早いかなと思って、大阪ではオカンと一緒に過ごしてもらう予定です。正直、ケガが治ってトレーニングを始めたのも2ヶ月くらい前なので完全に本調子に戻るにはあと2、3試合必要かなと思ってます。ただ復帰のチャンスをもらった以上は全力で、相手というより自分との戦いですね。娘には「パパは諦めない」ということを知ってもらえれば十分かなと思ってます。
(取材・文/児玉澄子)

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