ロッテがロメロと来季の契約合意を発表 来季こそ“左腕不足解消”なるか?

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2021年12月02日 11:10  ベースボールキング

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ベースボールキング

写真ロッテのエンニー・ロメロ(C) Kyodo News
ロッテのエンニー・ロメロ(C) Kyodo News
◆ ロメロと来季の契約合意

 ロッテは1日、同日までにエンニー・ロメロと来季契約の合意を発表した。

 ロメロは球団を通じて「千葉ロッテマリーンズと来季の契約することができました。私を信じて下さったチームの皆様に感謝し、登板する全ての試合に全力でチームの勝利に貢献することを誓います。そしてファンの皆様の為にも一生懸命頑張ります。来年も応援宜しくお願いします」とコメントした。

 ロメロはシーズン途中に加入すると、4試合・23回1/3を投げ、1勝0敗、防御率1.54と、頼りになったサウスポーだ。4回1/3を投げ2失点で降板した8月22日のソフトバンク戦以外は全てクオリティ・スタート(6回以上3自責点以内)を達成し、8月29日の楽天戦は6回、2安打、無失点、9月5日の日本ハム戦は7回、7安打、1失点、9月14日のソフトバンク戦は6回、1失点だった。

 ロッテは今季、小島和哉が球団の左腕では2012年の成瀬善久投手以来となる二桁勝利を達成したが、計算のできる左腕は少なく、ロメロの“残留”はチームにとって大きい。

◆ 出てこい若手左腕!

 ロメロが残留したからといって、慢性的な左腕不足が解消されたわけではない。来年に向けては小島、ロメロに続く左腕が出てきてほしいところ。特にこの2年は左打者に強い右のリリーフが控えていたとはいえ、一軍で左のリリーフが不在となる期間が長かった。

 左投手を補うだけの右投手が控えていれば問題ない、と言われてしまえばそれまでだが、チームのバランスを考えれば、一軍に左投手の枚数がいればいるほど起用法の選択肢は広がる。やはり、1人でも多く“左投手”が出てくることが、チームにとっては望ましい。

 成瀬投手が退団した15年以降は深刻な左腕不足に悩まされ、16年から19年にかけて左投手全体で10勝に到達しておらず、17年と18年にいたっては左腕全体で5勝にも届かなかった時期もあったが、その頃に比べると現在は左の中継ぎ、左の先発候補が全くいないわけではない。

 19年以降は小島をはじめ、中村稔弥、土肥星也、山本大貴、成田翔、本前郁也、鈴木昭汰、育成の佐藤奨真といった期待の若手左腕が増えてきている。小島はこの2年で先発ローテーションの地位を確立したが、その他の20代の左腕たちもきっかけを掴めば一気に飛躍する可能性を秘めた投手たちばかりだ。

 小島と同期の中村稔はファームでは圧倒的な投球を見せ、一軍でもロングリリーフで存在感を示せば、開幕先発ローテ入りしたルーキーの鈴木も勝ち星に恵まれなかったものの、力強いストレートを軸に試合を作り、夏場以降はロングリリーフを中心にリリーフでチームに貢献した。

 一軍定着まであと一歩のところまできている左腕はいるが、19年からの3年間で一軍に定着した左腕は小島のみというのも事実。“期待の若手左腕”から卒業し、ロメロ、小島とともにシーズン通して一軍で投げる左腕が、先発、リリーフでも1人でも多く出てくれば、長年いわれてきた“左腕不足”が解消されるだろう。来年こそは左腕不足が解消されたといわれるシーズンを送りたいところだ。

▼ 直近5年のロッテ左腕成績
【2017年】4勝
チェン・グァンユウ 3勝(先:1勝 リ:2勝)
松永昂大 1勝(先:0勝 リ:1勝)

【2018年】4勝
松永昂大 2勝(先:0勝 リ:2勝)
土肥星也 2勝(先:2勝 リ:0勝)

【2019年】8勝
小島和哉 3勝(先:3勝 リ:0勝)
松永昂大 2勝(先:0勝 リ:2勝)
チェン・グァンユウ 1勝(先:0勝 リ:1勝)
土肥星也 1勝(先:1勝 リ:0勝)
中村稔弥 1勝(先:0勝 リ:1勝)

【2020年】10勝
小島和哉 7勝(先:7勝 リ:0勝)
中村稔弥 2勝(先:2勝 リ:0勝)
チェン・グァンユウ 1勝(先:0勝 リ:1勝)

【2021年】13勝
小島和哉 10勝(先:10勝 リ:0勝)
鈴木昭汰 1勝(先:1勝 リ:0勝)
本前郁也 1勝(先:1勝 リ:0勝)
ロメロ  1勝(先:1勝 リ:0勝)

文=岩下雄太

このニュースに関するつぶやき

  • 左腕不足解消?居るんだよexclamation�फ�á��ܤ��。全て無能井口とメジャー被れ吉井、実績0の川越の責任だわ。特に鈴木は先発で獲得し、結果出したのに中継ぎに回した。井口と吉井は早く辞めろ
    • イイネ!0
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