JFE東日本・須田コーチ兼投手、1回3失点「気負いすぎた」

＜第92回都市対抗野球 1回戦＞
○ JFE東日本（千葉市） 7 ー 4 日本製鉄東海REX（東海市） ●

　JFE東日本が、タイブレーク延長10回キャプテンの平山が決勝適時打を放ち、7−4で日本製鉄東海REXを下した。

　落合監督は、決勝適時打を放った平山について「昨年の教訓（初戦敗退）もあり、初戦というのは何回たたかっても難しいと思う。平山には頼むぞと言う一言だけ掛けた。社会人を代表するバッターだと思う」と評価。続けて落合監督は「初戦勝ったことで、選手たち気持ち的にも楽になるのかなと思いますし、（優勝した）2年前の流れに乗っていきたいと思います」と振り返った。

　2−0の8回から登板し3点を失った須田は、「調子自体は悪くなかったが、決め球が甘く入ったのを捉えられた。今年のマウンドに関しては、気負いすぎたなと思います」と話し、「先発の山田がいいピッチングをして、山田に勝ちををつけさせてあげたいと言う気持ちが強すぎたかなと思います」と自己分析した。

　また、須田は大会直前のショウアップナイター公式Twitterでのインタビューにて、「都市対抗野球の一番の魅力は応援だと思います」と話していたが、応援団の応援に関しては、「ブラスバンドあるとないとでは、雰囲気も全然ちがいますね。拍手も多く貰える」と感謝の気持ちも述べていた。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）