成年年齢18歳に引き下げで不安に思うこと、2位は「クレカでの高額な買い物」、1位は?

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2021年12月02日 16:02  マイナビニュース

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ソニー生命保険は11月29日、「成年年齢の引き下げに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は10月15日〜18日、2022年4月1日時点で18歳または19歳の当事者・該当する子どもがいる保護者1,000名を対象に、インターネットで実施した。


民法が改正され、2022年4月1日からは、18歳以上が成年(成人)になることを知っているか尋ねたところ、当事者(500名)では「知っていた」は91.4%、「知らなかった」は8.6%、保護者(500名)では「知っていた」は83.6%、「知らなかった」は16.4%だった。認知率は、保護者よりも当事者のほうが高いことがわかった。



2022年4月1日からは18歳以上が成年(成人)になることを知っていた人に、2022年4月1日以降、「18歳になれば親の同意がなくてもできるようになること」として知っていたものを聞いた。



最も認知率が高かったのは、当事者・保護者とも「結婚」(順に51.6%、48.8%)で、「クレジットカードを作る」(50.5%、40.4%)、「携帯電話を契約・解約する」(31.1%、36.6%)が続いた。当事者では「賃貸物件を借りる」(22.1%、4位)、「ローンを組んで購入契約する」(18.4%、5位)、保護者では「ローンを組んで購入契約する」(24.9%、4位)、「10年用パスポートを取得する」(22.0%、5位)が高くなっている。


当事者に、成年年齢の引き下げに関する気持ち・状況について尋ねた。「2022年4月1日から自分が成年(成人)になることは楽しみ」か聞くと、59.4%が「非常にそう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた。「成年(成人)になることは不安」と回答したのは59.8%(「そう思う」「非常にそう思う」の計)だった。

2022年4月1日から自分が成年(成人)になる心の準備はできているか聞くと、37.0%が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えている。



続いて、保護者に成年年齢の引き下げに関する気持ち・状況が、自身にどのくらいあてはまるか聞いた。「自身の子どもが成年(成人)になることは楽しみ」という気持ちに該当する人は45.0%(「そう思う」「どちらかといえばそう思う」の計)で、「自身の子どもが成年(成人)になることは不安」の気持ちに該当する人は69.0%(「そう思う」「どちらかといえばそう思う」の計)だった。保護者の大半が、子どもが成年になることに対し不安を抱いていることがわかった。



「2022年4月1日から自身の子どもが成年(成人)になる心の準備はできている」という気持ちに該当する人は、35.8%(「そう思う」「どちらかといえばそう思う」)だった。


当事者と保護者に、18歳で成年(成人)は早すぎると思うか、遅すぎると思うか聞いたところ、当事者では「早すぎると思う」が55.2%、「遅すぎると思う」が7.0%、保護者では「早すぎると思う」が61.4%、「遅すぎると思う」が6.0%だった。


自分が成年(成人)になることに対し不安を感じている人に、どのような不安があるか聞くと、最も多い回答は「自覚がないまま大人になること」(69.2%)だった。次いで「クレジットカードでの高額な買い物」(33.4%)、「成人式の混乱」(31.1%)、「もうけ話に関するトラブル(マルチ商法など)」(28.8%)が続いている。



自身の子どもが成年(成人)になることに対し不安を感じている保護者に、どのような不安があるか聞いたところ、69.0%が「自覚がないまま大人になること」と答えた。「クレジットカードでの高額な買い物」(47.0%)、「ローン契約での高額な買い物」(44.3%)、「もうけ話に関するトラブル(マルチ商法など)」(42.6%)、「借金」(39.1%)という回答も多い。(フォルサ)

このニュースに関するつぶやき

  • 成年年齢は引き下がっても酒・煙草の年齢は引き下がらない。そもそも飲み会が減ってるから無理矢理飲ませることはないと思うけど、周りもそこは誤解のないようにしなければならない。
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