サウナが好きな理由に男女差 - 男性はメンタル効果を重視、女性は?

LINEリサーチは11月29日、「サウナ」に関する調査結果を発表した。同調査は10月5日〜7日、全国の15歳〜59歳の男女5,252人を対象に、インターネットで実施した。


サウナが好きか尋ねたところ、「とても好き」が1割、「どちらかといえば好き」が4割で、合わせると5割超が「サウナが好き」と回答した。



男女別にみると、「とても好き」「どちらかといえば好き」を合わせた「サウナが好き」な人の割合は、男性61%、女性44%で、男性のほうが好きな人の割合が高い。


年代別では、10〜30代がやや高めで、特に男性の10〜30代では、6割超が「サウナが好き」と回答した。30代男性では「とても好き」が2割で、性年代の中でもっとも高くなっている。一方、女性は「どちらかといえば好きではない」「まったく好きではない」を合わせた「好きではない」人の割合が5割超だった。女性の40〜50代では「好きではない」の割合が6割近くを占め、「まったく好きではない」も他の年代に比べてやや高くなっている。



サウナが好きと回答した人に、サウナの好きなところを聞いたところ、7割強が「汗をかく / デトックスになる」と答えた。2位以降は、「血行がよくなる」「体が温まる」となっている。男女別にみると、男女ともにTOP2は「汗をかく / デトックスになる」「血行がよくなる」だった。


3位以降は男女で違いがみられ、女性は10位以内に「美容にいい」(4位)、「ダイエットになる」(6位)、「冷え性が改善される」(9位)、「むくみが改善される」(10位)など、美容やダイエットなどに関する項目が多くランクインした。



一方男性は、3位に「リラックスできる」、5位に「ストレス解消になる」、6位に「疲れがとれる」、7位に「心身のバランスがよくなる」がランクインしており、メンタルへの効果を挙げる声が目立った。



年代別にみるとTOP2の「汗をかく / デトックスになる」「血行がよくなる」は、年代があがるにつれて割合が高くなる傾向が見られた。10代男性では「体が温まる」、10代女性では「ダイエットになる」の割合が他の年代よりも特に高い。30代以降では「ストレス解消になる」の割合が高くなり、50代では「血行がよくなる」「疲れがとれる」の割合がやや高くなっている。（フォルサ）