私は資料を届けるついでを装って、さりげなく相手に話しかけました。
彼女はまだ社会経験が浅く、職場の人間関係を学生時代の友人関係と同じように考えていたのかもしれません。もし悪気がなかったのならばこの手紙で気づいてもらえるはず。その日は多くを語ることなく旦那の職場を後にしました。
その後、彼女は旦那に対して馴れ馴れしい態度で接してくることはなくなったそうです。きっと熱心に仕事を教えてくれようとする上司を本当にただ慕っていただけなのでしょう。
職場での人間関係は、一歩間違えると今回のように簡単にトラブルになることも分かりました。誰にでも気さくになりがちな旦那には、これからも職場での人との距離の保ち方にくれぐれも気を付けてもらいたいと思っています。
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