わが子のお友達が家にトイレを借りに来た!貸す?貸さない?

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2021年12月03日 10:21  ママスタジアム

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ある程度ガマンができる大人とは違い、緊急性が高いのが子どものトイレです。「トイレ!」となったらすぐにでも駆け込みたいことも多く、コンビニや公園のトイレを借りる機会もありそうです。駅から自宅までの間で借りることができるトイレなどを、リストアップしているママもいるかもしれません。

わが子がよそで借りる可能性もある。「迷いなく、貸す!」



「子どもの友達がトイレだけ借りに来たら、どうする?」と尋ねるトピックが、ママスタコミュニティにありました。
ママたちに与えられた選択肢は「貸す」「貸さない」「その他」の三択です。コメントを集めた結果、圧倒的に多かったのはやはり「貸す」でした。
『子どもが小さいときだったら貸す。子どもの友達だし、自分の子どもがその立場だったらと考えると、貸してもらえるのはありがたいからね』
『もちろん貸す。貸さないという選択肢はないかな。帰宅途中にコンビニとかあれば別だけど、なければ生理現象だし仕方がない』
「当たり前のように貸す」というコメントが多くありました。なんといっても”子どものお友達”というのが、ポイントです。どうしたってわが子が同じように困っている姿を重ねてしまいますよね。そんな緊急事態が起きたとき、わが子を助けてくれたお宅があったならどんなにありがたいことか!
ただし、いくつかは「条件付きで貸す」というコメントでした。
『わが子が「貸してあげて」と言ったら、貸す』
よその子のお願いは聞けないけれど、わが子の頼みならOKということでしょうか? これはおそらく「わが子がその子を好きであれば」という意味でしょう。他にも「仲よくしている子なら」「知っている子なら」「問題児でなければ」というコメントもありました。お友達がどんな子なのかを見極めたうえで、貸すかどうかを判断するようです。

できれば「貸したくない」という本音。近くにはコンビニもある


「貸さない」という選択肢を選んだママたちもいます。一瞬冷たいようにも感じられますが、理由の一つひとつはどれも納得できるものばかりです。
『数軒隣りにコンビニがあるから、そこを使うように言う。家が散らかっているから、基本的にはあげたくない』
『目の前の公園にトイレがあるし、近所にドラッグストアやコンビニもある。ちょっと歩いたところの神社には、新しくてきれいなトイレもある。だから家にはあげない』
近くに駆け込める先があるのなら、後ろめたさを感じることなく断ることもできそうです。家の中の散らかっている様子を「子どもに見られる程度なら、いいか」と考えるママもいるでしょうが、「”散らかってた”と親に報告されたくない」と考えるママもいるでしょう。
『感染症が流行る前までは貸していた。でも今はいろいろ考えるようになった。「もしわが家のトイレを貸したことがきっかけで、何か起きたら?」って。トラブルを生まないためにも、その日約束をしていない子にはトイレを貸さないと決めた。子どもにも、そう約束させたよ』
たしかにそうですね。感染症の流行以来、駅やショッピングモールなど自宅以外のトイレを使うことをためらう人もいそうです。お友達の家のトイレは不特定多数の人が使う場所ではないにせよ、絶対安心とは限りません。一緒に暮らす家族であれば「仕方ない」で済まされることが、お友達の場合はそうはいかないことも。よそのお宅とわだかまりが残るのは、避けたいですよね。

他にも貸さない理由として、「家のトイレが汲取式だから、恥ずかしい」という声もありました。子どもなら珍しがって、逆に喜んでくれそうな気もしますがどうでしょう?

貸すか、貸さないか?わが家のルールを決めておこう



「その他」を選んだママたちの多くは、「○○であれば、貸す」という条件付きでした。「貸す」と答えたママと同じですね。「子どもが親しくしている子なら」「わが子と一緒にいるときに来たら」など、ある程度のそのお子さんに対する信頼感があって、はじめて成り立つようです。

なかには「単なるクラスメイトなら貸さない」というコメントもありました。単なるクラスメイトが借りに来るのはよほどの緊急事態でしょうから、できれば状況判断も加えてあげてほしいところですが……。
『親の連絡先を知っている子なら、貸す。知らない子には貸さない。ここなら借りられると勘違いされて、その後「あの家ならOK」と頼られると困る。親の連絡先を知っていれば、「困るんだよね」とやんわりと伝えることもできるから』
意外な理由を挙げたママがいました。考えすぎのように思えますが、実際その通りのトラブルにあった家庭がありました。
『一度わが子の友達に仕方なくトイレを貸してあげたら、それ以来わが子がいないときにも来るようになった。「トイレ貸して」だけじゃなく「お茶が欲しい」とかでも来る。わが子がいたらそのままあがりこんで、お菓子の要求。正直、鬱陶しかった。もう二度と貸さない』
「トイレを貸してくれた」=「いつでも上がっていい家」と、マークされてしまったのかもしれませんね。
『以前、子どもがたくさんのお友達と一緒に帰ってきて、ひとりにトイレを貸したら「オレも」「オレも」と5人くらい続いた。ちょっと面倒だなと思ったよ。「うちのトイレはおしっこでも、座ってからじゃないとやらせないよ」と、声かけはしたけど』
子どもが小さいうちは、ある程度は仕方のないことなのかもしれません。ただどんなお友達にも貸すとなると、先ほどのコメントのようなトラブルにもなりかねず、感染症拡大の心配もあります。わが家のトイレをお友達に貸してもいいのはどんな場合か、また逆に自分が急にトイレに行きたくなった場合はどうすべきか。一度お子さんと話し合ってみてもよいかもしれませんね。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko

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