「最愛」高評価の吉高由里子 演技派女優としての生まれ変わった背景に“恋愛断ち”?

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2021年12月03日 11:30  AERA dot.

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写真吉高由里子
吉高由里子
 現在、放送中の吉高由里子(33)主演ドラマ「最愛」(TBS系)が好評だ。ミステリー系ドラマは途中で離脱する視聴者も多いため、視聴率は一桁台と芳しくないが、タイムシフト視聴率(テレビ所有世帯のうち7日間以内に何%の人が再生視聴したかを表す推定値で、録画視聴率とも呼ばれる)では「真犯人フラグ」や「ドクターX」を抜いて2位となっている。


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 本作は殺人事件の重要参考人となった女性実業家(吉高)と、初恋の相手で事件の真相を追う刑事(松下洸平)、そして実業家を支える弁護士(井浦新)を中心に、過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がり、その真相に迫る姿を描いたサスペンスだ。恋愛要素も散りばめつつ、過去と現在が交錯しながらテンポ良くストーリーが展開するため、どハマりする視聴者も続出しているようだ。


 作品への評価と同時にSNS上では「最愛が始まってから吉高由里子めちゃ好きになった」「あんまり興味なかったけど、好きな女優さんになった」など、主演を務める吉高への称賛の声も多く、ここにきてファンが増えている印象だ。


「吉高さんの舌足らずで甘い口調を苦手と感じる視聴者もいましたが、本作では演技力の高さが話題になっています。例えば、第1話では15年前のエピソードが描かれたのですが、大学の陸上部男子寮の寮夫である父を手伝う、女子高生時代の主人公を33歳の吉高本人が演じました。少女のような純粋さを感じさせる演技で違和感がありませんでした。と思えば15年後、実業家として成長し、かっこいい女性となって登場。その年代年代をきっちり演じ分ける実力を見せつけました。また、第3話では弟と会えないことが分かって泣くシーンがあったのですが、鼻を真っ赤にさせて、おえつしながら号泣する姿に、『鳥肌たった』『すごいとしか言えない』とSNSで反響を呼びました」(テレビ情報誌の編集者)


 番宣などでバラエティー番組に出演したときは、天真らんまんな姿を見せることが多い吉高だが、本作では圧巻の演技をみせている。そんなギャップにも惹かれるのだろう。



「先日行われた日本シリーズ第2戦で始球式を務めたのですが、結果は大暴投に。後日、ツイッターで『ポンコツ始球式ですみませんでした笑笑 晒してしまった』と自虐も交えてつづっていました。一方、始球式では終始ニコニコと笑顔で、その振る舞いに野球ファンも『かわいい』と声をあげていました」(同)


■芸能界いちのモテ女も落ち着いた!?


 これまでの吉高は、一部では「演技が下手」と指摘されることもあったが、彼女にどのような変化があったのだろうか。


「吉高さんといえば、2019年に放送された主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)で演じた残業ゼロがモットーのOL役のような、等身大で生き生きと働く女性という役柄のイメージが強かった。しかし、今回はこれまでのドラマとは一味違う、社長役で大人びた表情や振る舞いが多く、号泣シーンなど感情をあらわにするシーンもインパクトを与えています。だからこそ視聴者も『すごい女優だったんだ』と認識したのでしょう」(同)


 一方で、プライベートで心境の変化があったのでは、と推察するのは女性週刊誌の芸能担当記者だ。


「吉高は芸能界いちの“モテ女”。これまで玉木宏や生田斗真、RADWIMPSの野田洋次郎などとの熱愛が報じられてきました。2016年には関ジャニ∞の大倉忠義との『バリ島2泊4日旅行』を写真週刊誌が掲載し、記事中に『婚前旅行か』と書かれていました。その後、破局したようですが、本人はトーク番組で『30歳には結婚していると思っていた』という趣旨の話をしており、結婚願望は強かったようです。ただ30歳をすぎたあたりから、熱愛報道もほぼなくなっており、恋愛・結婚ではなく女優としての道を歩むことをより強く意識したように見えます。そうした考えが演技にも影響しているかもしれません」


 ドラマウオッチャーの中村裕一氏は、そんな吉高の魅力をこのように語る。


「『蛇にピアス』『GANTZ』『横道世之介』『ガリレオ』『花子とアン』など、さまざまなジャンル、役柄の作品で抜群の存在感を発揮してきており、演技力・表現力には定評がありました。特に今回の『最愛』では時間軸と共に役の振り幅が大きく、彼女の女優としての真骨頂が味わえます。一方で、バラエティー番組などで見せる気さくで気どらない姿も魅力。昨年秋に出演した『さんまのまんま』では、終始マイペースであのトークモンスター・明石家さんまと互角に渡り合っている姿が印象的でした。彼女の中では、役によって表現方法を切り替えるスイッチの精度がものすごく正確なのでしょう。トップ女優として、まだまだ走り続けてほしいですね」


 ドラマの展開も気になるが、吉高自身、今後どのような役柄を演じていくのかも楽しみだ。(丸山ひろし)


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