レノファ山口FCは3日、MF田中陸とMFヘニキについて、契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことをクラブ公式サイトで発表した。
現在22歳の田中は柏レイソルの育成組織出身で、2020シーズンに同クラブから山口へと期限付き移籍。今季から完全移籍で加入していた。1年目は明治安田生命J2リーグの31試合に出場し、今季もここまでJ2リーグの31試合に出場している。
一方、現在32歳のヘニキは2020シーズンに栃木SCから山口に加入。1年目はJ2リーグの30試合に出場して2ゴールを記録したが、今季はここまで8試合の出場と1得点にとどまっている。
両選手のコメントは以下の通り。
■田中
「レノファ山口の皆さん、2年間お世話になりました。この2年間、悔しいこともありましたがそれも含めて自分にとって貴重な経験だったと思っています。良いスタッフ、チームメイトに出会い共にシーズンを戦い自分は成長させてもらいました。また、どんな時でも前を向き戦い続けてこれたのはレノファサポーターの皆さんが温かく支えてくれたからです」
「このチームを離れることはすごく寂しいですが、より成長し、皆さんにいい報告ができるよう精進し続けます。2年間本当にありがとうございました。ラスト1試合勝って終われるよう、最後の最後までレノファの選手として戦います!」
■ヘニキ
「私にレノファ山口でプレーする機会を与え、私のサッカーを信じてくださりありがとうございます。チームを離れますがレノファ山口のJ2残留に少しでも役に立てて、達成できたことを嬉しく思っています」
「ファン、サポーターの方達は私にだけではなく、私の家族にも愛情を与えてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。私のレノファ山口でのストーリーはここで終わりますが、違うところで新たに始まります。なぜなら、私は日本でプレーし続けたいからです」
「2年間本当にありがとうございました。Um grande abraço a todos e que Deus abençoe!(※編注 みんなに大きなハグを、そして神様のご加護がありますように)」