ファセッタズムがメタバース領域で商品展開、シーズメンが参入支援事業を開始

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2021年12月03日 18:52  Fashionsnap.com

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シーズメンが、メタバースファッション事業の更なる拡大を目的に、ファッションブランドのメタバース参入支援を行う新規事業「ポリゴンテーラーインポート(POLYGON TAILOR IMPORT)」を開始すると発表した。同事業の最初の取り組みとして、デザイナー落合宏理が手掛ける「ファセッタズム(FACETASM)」のメタバース領域における商品の展開や、バーチャル店舗ブースの開発を予定している。

 シーズメンは、外神田商事との業務提携によってメタバースファッション専門アパレルブランド「ポリゴンテーラーファブリック(POLYGON TAILOR FABRIC)」を10月にスタート。アバターの衣料品をコスプレではなく普段使いできるユニセックスなファッションとしてリデザインし、プレイヤーとバーチャルのアバターがファッションを通じて同じアイデンティティを共有できる体験を提供している。
 新規事業のポリゴンテーラーインポートは、ファッションブランドが展開する商品をアバター用に3Dモデリングしてアバターが着用できるように変換し、メタバース化を支援。ブランドのブース出店のサポートも行い、VRユーザーに多面的なブランド体験を提案する。また、ポリゴンテーラーファブリックと合わせることで、現実世界とバーチャル空間でのファッションをよりシームレスに橋渡しすることができるという。
 なお、外神田商事の代表でポリゴンテーラーファブリックのプロデューサーを務める喜田一成氏が、12月3日付でシーズメンのメタバース戦略を統括するCMOに就任。これによりに、さらに柔軟で迅速なメタバース領域への展開を進めていくという。
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