浦和、新潟でプレー…元日本代表FW田中達也が今季で引退「本当に幸せ者」

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2021年12月04日 12:08  サッカーキング

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新潟FW田中達也 [写真]=J.LEAGUE
アルビレックス新潟は4日、FW田中達也が今季限りで現役を引退することを発表した。

 1982年11月生まれで現在39歳の田中は、帝京高校卒業後の2001年に浦和レッズへ加入。J1リーグ、天皇杯、AFCアジアチャンピオンズリーグ、ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)の優勝を経験した。2012年まで在籍し、2013シーズンから新潟でプレー。今季の出場機会はなかった。J1通算333試合出場66得点、J2通算55試合出場3得点を記録。日本代表としても16試合に出場して3得点を挙げている。

 田中は現役引退に際し、クラブ公式HPを通じて、以下のようにコメントしている。

「山口県の周陽スポーツ少年団でサッカーを始め、周陽中学校、帝京高等学校と進む中で指導してくださった指導者の方々や、日々切磋琢磨しながらトレーニングをしてくれた仲間たちのおかげで、プロサッカー選手になることができました。浦和レッズで12年、アルビレックス新潟で9年。この21年間で自分を成長させてくれた、たくさんの監督のおかげで、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました。時には大きな困難にぶつかり、挫けそうな時もありましたが、共に戦ってくれたチームメイトやスタッフ、そして、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんの存在が、自分を何度も奮い立たせてくれました」

「そして、自分を育ててくれた両親や自分をサッカーに導いてくれた兄、一番近くで一緒に戦ってくれた妻、パワーの源の子どもたちにも、とても感謝しています。多くの方々のサポートのおかげで、とことんサッカーをやり続けることができた自分は本当に幸せ者です。何よりも、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームを着て引退できることを、誇らしく思っています!皆さん、本当にありがとうございました」

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